「テカリを防ぐために洗顔は1日何回するのが1番良い?」
「洗顔のやりすぎ・やらなさすぎはテカリ・肌荒れの元?」
暑くて蒸し蒸しする日本の夏。顔のテカリが一番気になる季節といっても過言ではありません。
そんな厄介な夏を前に皮脂のテカリをおさえて涼し気なイケメンを目指すなら、洗顔を見直してみるのがおすすめ。
そこでここでは、夏前準備を今から始めよう!メンズの皮脂洗顔の回数と正しい洗顔方法を解説します。
多すぎると逆効果?メンズの皮脂洗顔
(1)メンズの皮脂洗顔は1日2回が最適解?
結論から言うと、メンズの洗顔は基本的には朝と晩の1日2回がベストです。
洗顔の回数が多ければ多いほど皮脂によるテカリや毛穴の黒ずみを除去できるようなイメージがありますが、人間の肌はそんな単純なものではありません。
そもそも、べたつきやテカリで厄介者扱いされている皮脂ですが、肌内部の潤いを保ち、外部からの刺激(乾燥・ホコリ・花粉・PM2.5など)から肌を守るバリアの役目を担う大切なもの。
何度も洗顔をしてしまうと肌を守るために必要なバリアが失われて肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥が悪化してしまいます。
すると、肌を守ろうとかえって皮脂分泌が活発になったり、ちょっとの刺激で赤みや痒みが出る敏感肌になってしまったり、シミやシワなどが出やすくなってしまうなど大変不安定な状態になってしまうため、過度な洗顔は厳禁なのです。
(2)乾燥肌も1日2回洗顔?肌質に合わせて洗おう
メンズの洗顔は基本は2回。
ただし、皮脂が気になる脂性肌と、乾燥が気になる乾燥肌では洗顔方法を変えるのが鉄則です。
脂性肌・・・朝と晩、洗顔料を使った洗顔で余分な皮脂をオフする
乾燥肌・・・朝はぬるま湯洗顔(洗顔料なし)もしくはTゾーンのみ泡洗顔・夜は洗顔料を使った洗顔を行う
洗顔料は、顔についている汗やホコリ、余分な皮脂などをオフするアイテムです。
日中外出して活動した後のほうが肌の汚れは多く蓄積しています。また、日焼け止めやBBクリームなどを使っているメンズも多いため、夜の洗顔に洗顔料はマスト。
一方、入浴後~翌朝までの間の顔の汚れはせいぜい皮脂や汗なので、肌が乾燥で荒れている人や敏感肌の人の朝洗顔は洗顔料を使わずぬるま湯洗顔でもOK。もしくは皮脂が出てテカリやすい部分だけを泡洗顔するのもおすすめ。
ただし、肌が安定してきたら朝も洗顔料を使って洗顔を。
というのも、皮脂が酸化するまでの時間は早くて6時間。前日の夜に洗顔した肌についた皮脂はしっかり酸化しているからです。
酸化した皮脂が付着していると肌の細胞も酸化してしまい、そのダメージが毛穴詰まりやニキビ、赤みや炎症、シミやシワを引き起こす原因に。
そのため、乾燥肌・敏感肌の人は肌が落ち着いてきたら朝も洗顔料を使った洗顔を行いましょう。
脂性肌メンズも乾燥肌・敏感肌メンズも洗顔後のスキンケアは丁寧に。
化粧水でたっぷりと肌を潤し、オフした皮脂のかわりとなる油分多めの乳液やクリームでしっかりフタをしましょう。
正しいメンズの皮脂洗顔手順
次に、オーソドックスなフォームタイプの洗顔料を使った洗顔手順を解説します。
清潔な手のひらに適量の洗顔料を取り出す
少量ずつぬるま湯を加えながら泡立てる(難しい場合は洗顔ネットを使う)
ふわふわの濃密泡ができたら、泡を手に取ってTゾーンにのせる
泡を転がすようにTゾーンを洗う
次にUゾーンに泡をのせて泡を転がすように洗う(全部で1分程度でOK)
32℃~34℃のぬるま湯を顔に当てるようにしてすすぐ
タオルで水気をぬぐう
すぐにスキンケアを行う
良い泡の目安は、手のひらにのせた泡をひっくり返しても手から落ちない状態が理想的です。
皮脂が気になるTゾーンを先に洗い、乾燥しやすいUゾーンを後で洗うという時間差洗顔が肌への負担を大幅軽減するポイント。
また、手と顔で泡を挟んで動かすイメージで洗いましょう。
濃密泡は触れただけで余分な皮脂や汚れを吸着して除去してくれるので、ごしごし擦る必要は全くありません。
メンズの余分な皮脂をしっかり落とす洗顔のコツ
次に、メンズの顔のテカリの原因となる余分な皮脂をしっかり落とす効果的な洗顔のコツを解説します。
(1)予洗い・ホットタオル
メンズの大敵である余分な皮脂を洗顔でしっかりオフするなら、洗顔料を使う前の予洗いもしくはホットタオルの使用が効果的。
皮脂=アブラは温めるとオフしやすくなりますし、肌が柔らかくなり毛穴が開いて毛穴の中に詰まっている角栓・黒ずみもオフしやすくなります。
予洗いをする場合は、洗顔料を使わず、32℃~34℃程度のぬるま湯を使うのがポイント。
温度が高すぎるとこの時点で肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまいますし、低すぎると皮脂が落ちにくくなるだけでなく、皮膚の温度が下がることで細胞同士の結合がゆるんで乾燥につながってしまいます。
適度なぬるま湯で軽く予洗いをしておくと、その後の洗顔がスムーズに。
また、水気を含んだタオルを温めるホットタオルもおすすめです。
(2)泡を目いっぱい泡立てる
洗顔料で顔を洗う時には、泡立てネットを使ってキメの細かい泡を作りましょう。
きめ細かい泡は、擦らなくても触れただけで顔の表面についた余分な皮脂(アブラ汚れ)を吸着除去してくれるので、肌に摩擦や圧を掛けずにテカリの原因となる皮脂や毛穴の汚れを除去することが出来ます。
泡立てるのが面倒というメンズや時間が無いというメンズは、泡で出てくるタイプの洗顔料を使うとよいでしょう。
(3)32℃~34℃程度のぬるま湯ですすぐ
予洗いと同じくすすぎも32℃~34℃程度のぬるま湯を使いましょう。
その時に顔を擦らず、顔にぬるま湯をかけるイメージで泡をすすぐのがポイント。
目元や小鼻、髪の生え際なども丁寧にすすいだあとは、清潔なタオルを押し当てるようにして顔の水気をとります。
その後は、可及的速やかに化粧水でたっぷりと肌に潤いを与え、皮脂の代わりとなるクリームや乳液でフタをして完了です!
メンズの皮脂洗顔におすすめ洗顔料
最後に、メンズの皮脂洗顔におすすめの洗顔料を紹介します。
NILE 濃密泡洗顔 ホワイトクレイフェイスウォッシュ
弾力のある濃密泡で余分な皮脂や毛穴詰まりをケアできる洗顔フォームです。メンズの肌にも優しい石けん系の洗浄成分に加え、皮脂と潤いをケアし肌の水分・油分のバランスを整える植物エキス(グリチルリチン酸ジカリウム・ノイバラ果実エキス・シャクヤク根エキス・マグワ根皮エキス)を配合。合成着色料不使用・ノンパラベン・紫外線吸収剤不使用・鉱物油不使用・オイルフリー・ノンシリコン・6つのフリーで低刺激なので敏感肌のメンズも安心して使えます。
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¥2,100(税込)/ 内容量 150g | ¥2,100(税込)/ 内容量 150g |
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皮脂量の多い男性肌に着目し、毛穴の1/30サイズの皮脂吸着微粒子とモロッコ溶岩クレイを配合して濃密泡で汚れを吸着除去してすっきりしっとり洗い上げてくれる洗顔フォームです。洗顔でうるおいキャッチ膜を形成し、ローションのうるおいキャッチ体勢を整えてくれるのでその後のスキンケアの浸透もばっちり。
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¥1,386(税込)/ 内容量 110g | ¥1,386(税込)/ 内容量 110g |
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FANCL(ファンケル) メン フェイス ウォッシュ
メンズの肌に必要な潤いを残したままクリーミーでキメ細かい濃密泡でメンズのテカリ・べたつきの原因となる余分な皮脂を落としてくれるプッシュ式の泡状洗顔料です。アミノ酸・ミネラルが豊富な日本酒エキス、過剰な皮脂の発生を抑制して皮脂バランスをコントロールするムクロジエキスを配合。洗顔後の肌もつっぱらずしっとり。最初から泡で出てくるので時短で皮脂洗顔したいメンズにおすすめです。
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¥1,463(税込)/ 内容量 180ml | ¥1,463(税込)/ 内容量 180ml |
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まとめ
メンズの肌は、女性の肌と比べて皮脂分泌量が約2.5倍、そして角層水分量が約80%と油分・水分バランスが不安定な状態。
そのためテカリやべたつきが気になるというメンズも多いのですが、洗顔不足はもちろんのこと洗いすぎも肌トラブルにつながってしまうので注意が必要です。
ぜひ今回説明した1日2回の正しい洗顔・ケアをマスターし、清潔感のあるモテ肌を手に入れましょう。