夏本番!
普通に生活しているだけでもじりじりと肌が焼ける季節、日焼けしたあとのスキンケアは男の美肌を保つ上でとても重要です。
日焼けした肌の適切なケアをその都度しておかないと後が怖い!
今は問題なくても、数年後にシミ・シワなど様々な肌トラブルとなって表れてきますよ。
そこでここではもう一度見直したい!日焼けしたあとのおすすめケアの極意について解説します。
日焼けは防ぐことが基本ですが、うっかり日焼けしたあとにこのケアの極意を知っていれば大丈夫!
必ずマスターしてくださいね。
『なる早』がポイント!日焼け直後はすぐに肌ケア
日焼けしたあとの肌には、クールダウンと保湿を行うのが最重要ポイントです。
(1)火照った肌をクールダウン
1.ほてりは肌のSOSサイン
紫外線を集中的に浴びたことで皮膚が赤くなるサンバーン。
日焼けは軽いやけど状態です。
やけどをしたらどうするか?とりあえず真っ先に冷やしますよね。
それと同じで、日焼けした部分を保冷剤や濡れタオルを使ってすぐに冷やしましょう。
おすすめはシートタイプの保冷剤(「冷えピタ」など)です。
それを冷蔵庫に入れて冷やしたものは、日焼けで火照った肌のクールダウン方法として最強!
オフィスや自宅に用意しておくと良いでしょう。
2.冷やす際の注意点
熱を取るためといっても、冷やすこと自体が肌にさらにダメージを与えることが無いようにしなければなりません。
例えば、保冷剤や氷水を入れたビニール袋をそのまま肌につけること。
これらを肌につける際は、清潔な薄手のタオルやハンカチでくるんで冷やしすぎないように気を付けて。
ヒリヒリ感ぴりぴり感がとれるまでとにかくクールダウン。
熱が取れたら次のステップ「保湿」に入ります。
(2)たっぷり保湿でレスキュー
1.カラカラに乾いた肌に潤いを
日焼け後の第2ステップは保湿です。
日焼けした部分は軽い脱水症状となっているので、化粧水でたっぷり潤いを与えてください。
1度だけでなく、2度3度塗ることが重要です。
その後、乳液やクリーム、ワセリンなどを塗って潤いが逃げないようにフタをすることもお忘れなく!
2.保湿する際の注意点
保湿する際の注意点は2つ。
まず1つ目が低刺激なものを選ぶこと。
とにかく肌の水分を与えて乾燥を防ぐことが重要なので、アルコールや香料、着色料やクール成分が入っていない化粧水を選んでください。
日焼け部分は、とても敏感になっているので敏感肌用がおすすめです。
2つ目は塗る時にこすらないこと。
塗り込むのではなく化粧水を肌にのせるようにして日焼けしたあとに潤いを与えてください。
日焼けしてデリケートになっている肌に摩擦などの刺激は厳禁です。
3.応急処置はこの2つでOK
日焼けをしてしまったその場で行いたいのはこの2つです。
日焼けしたあとのダメージを極力抑えるために、出先であっても必ずこの2つは行うようにしてください。
出先で保湿できないという場合は、ひとまず冷やすことだけでもやっておくようにしましょう。
日焼けした日のスキンケア
日焼けのケアは、直後の2つのスキンケアだけでは不十分。
その日の夜には、日焼けしたあとに更に入念なスキンケアを行いましょう。
(1)フェイスパック・ボディパックでさらに保湿
日焼けした日は、いつものスキンケアに加えてスペシャルケアで肌をいたわってあげましょう。
手軽で使いやすくておすすめなのがパックです。
日焼けした部分が顔ならばフェイスパックを、体ならばコットンに化粧水をたっぷり含ませてパックするのがおすすめ。
もちろんフェイスパックをボディに使うのもOK。
- 洗う
- 化粧水で肌を整える
- パック
- 美容液、乳液・クリームを使う
の順で使いましょう。
(2)1か月は美白化粧品を
目に見える日焼けが収まっても、肌内部のダメージは完全に回復していないので気を抜かないように!
メラニンの蓄積を防ぐために、日焼けをした後の1か月程度(ターンオーバーの一般的な周期)は美白化粧品のラインに変えて使い続けることがおすすめです。
美白化粧水は、紫外線の防御反応で作られたメラニンの排出を促してくれる成分が入っているので、日焼けしたあとに将来現れるシミの数を減らすのに有効です。
(3)日焼け後の日常生活の注意
クールダウン・保湿をしっかりしてもまだ肌にヒリヒリ感が残っている場合もあります。
そんな時は、
湯船につかる入浴
日焼けした部分に摩擦で刺激を与えること(体洗い・締め付ける洋服・パッティング・マッサージ)
追い日焼け(日焼け部分にさらに日焼けすること)
の3つは厳禁です。
熱を持っている部分をさらに温めないこと。
シャワーなどで軽く済ませるようにしてください。
また、日焼けした部分は非常にデリケートになっているため、体を洗う時にごしごしこすったり、窮屈な洋服で摩擦を与えるようにするのも避けて。パッティングやマッサージもNG。
また、日焼けの火照りやダメージが表面に残った状態でさらに日焼けをするのも危険!
収まるまで待ちましょう。
日焼け後は内からのケアも同時進行で
肌にダメージを与えた日焼けに対し、食事やサプリで内側からもケアをするとさらに効果的です。
(1)たっぷり水分を摂る
脱水症状を起こしている肌に水分を与えるために、日焼け後は常温の水を意識的に飲むようにしましょう。
キンキンに冷えた水分を摂りたくなりますが、胃腸を冷やしすぎてしまうのはよくありません。
また一気に飲むのではなく、こまめに飲んで水分補給するのも大事なポイントです。
水分をたくさん摂ることは、血液のどろどろ化を防げるので健康にも◎。
(2)食事やサプリでビタミンを摂る
日焼け後は、食事やサプリでビタミン類を意識的に摂るのもおすすめ。
抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンCのほかに、ビタミンCと一緒に摂ることで相乗効果が期待されるビタミンEもおすすめ。
ビタミンEはは血行促進、新陳代謝アップの働きも期待できる有能ビタミンです。
これらのビタミンが多く含まれるおすすめ食材は、
- ビタミンA・・・レバー、緑黄色野菜など
- ビタミンC・・・ピーマン、ブロッコリー、キウイなど
- ビタミンE・・・アーモンド、アボカドなど
もう1つ積極的に摂りたいのがリコピンです。
高い抗酸化作用があることが知られているこの成分も日焼けした肌のケアに効果的。
- リコピン・・・トマト、パパイヤ、スイカなど
トマトは生で食べるよりも、高リコピン配合のトマトジュースがおすすめです。
食事で摂るだけでなく、サプリも併用すると効率的ですよ。
未来の肌のために!紫外線対策は通年で
日焼けを気にするのは夏だけという方も多いのですが、それは大きな間違い。
1年中を通して紫外線は私たちに降り注いでいます。
室内にいるからといって気を抜けないのが紫外線の厄介なところ。
室内にいてもガラスやカーテンを透過してダメージを与えてくるんです。しかもビルなら反射して何倍にも・・・。
秋冬は、お肌のことを考えて、SPFやPA少なめのものを選ぶのもおすすめです。
キュレル UV カット UV エッセンス SPF30 / PA++ ¥1,650 (税込)/ 内容量 50g |
日焼けにより肌がダメージをうけると、シワやシミなどが表れやすくなります。
シミやシワやたるみは加齢のせいと思われていますが、実は加齢を原因とした老化はわずか2割程度。ほとんどはこれまで日常的に浴び続けてきた紫外線などの影響によるものなんです。
つまり、紫外線対策をしておくことが未来の老け肌・老けサインを出さない絶対条件!
ぜひ普段から日焼け止めを塗る・美白ケアするなど紫外線対策を行い、将来的に現れる紫外線によるダメージを防ぎましょう。
まとめ
日焼けしたあとの肌は、なる早でクールダウンと保湿。
その日はパックで集中ケアを行い、1か月程度は美白ラインでのスキンケアを行えば、紫外線によるダメージを最小限に抑えることができます。
また、日焼けした日だけでなく、ヒリヒリ・赤くなるなど目に見えるわかりやすい形で現れる日焼け以外の日常的な日焼けにも注意が必要。
普段から紫外線対策を施し、紫外線によるダメージが肌に蓄積されないよう気を付けて下さいね。