敏感肌さんも!アトピー肌さんが気をつけるべきボディケア

最終更新日:2021年05月02日

アトピー肌の原因には、バリア機能が低下しているなどで発症する体質的要因や、アレルギー物質や外部刺激などで起こる環境的要因があります。
ただしこれに限らず、一定の要因下で症状が出る人もいれば、複数の要因が重なったとき、ほかには体調を崩すと症状があらわれるなど、増悪原因や症状は人によってさまざま。

おもな症状の特徴としては、強いかゆみと発疹(ほっしん)が繰り返しあらわれます。
個人差はあるものの、発疹があらわれる部位としては顔や耳、首、肘、膝などが多いよう。
また赤みのある湿疹、プツプツとした細かい湿疹、水分の多い湿疹などが比較的左右対称にあらわれやすいのも特徴です。

バリア機能を保つためには

アトピー肌の人の皮膚は、外部刺激や雑菌から肌を守り、肌内部の水分を体外に抜けにくくする役割のある「バリア機能」が下がっています。
バリア機能が低下している状態では肌の水分量を維持しにくく、角層のバランスが崩れやすいため、外部刺激やアレルギー物質が侵入しやすい状態に。

外部刺激を受けた皮膚は内部で炎症し、かゆみを引き起こします。
かゆみが出ることで肌を掻いてしまうと、またバリア機能が崩れ…という悪循環に。
この悪循環を食い止めるためには「バリア機能を回復させる」ことがなにより大切なのです。

そこで着目したいのが人の皮膚にもともと存在する「3大保湿因子」。

・天然保湿因子

角質細胞の内部に水分を補給する役割。
アミノ酸など。

・セラミド

水分を保持する力が強く、角質細胞の間を埋めてうるおいを保つ役割。
セラミド、サクランなど。

・皮脂

皮脂膜を張り、水分の蒸発を防ぐ役割。
皮脂に似た成分としてはスクワランなど。

これら3つの成分を3大保湿因子といい、アミノ酸やセラミド、サクランやスクワランなど水分を補給、保持、逃がさない役割のある成分が配合されたアイテムでスキンケアやボディケアを行うことによって、バリア機能を高めることができます。

 

アトピー肌さんのNGボディケアとおすすめアイテム

普通肌の人にとってはなんてことのないケア方法でも、アトピー肌さんにとっては刺激になることは多々あります。

その中でもボディケアに関するNGケアや正しいケア方法、おすすめのボディケアアイテムを紹介します。

NG1:ナイロンタオルでゴシゴシと体を洗っている

→ナイロンタオルなどの化学繊維、またはゴシゴシと肌に摩擦を与えて洗うのはNG。
体を洗うときは手のひらまたは、天然繊維でできたやわらかいボディタオルを使い、肌表面についた汗や汚れだけを落とすイメージでなでるようにやさしく洗いましょう。

NG2:体に直接シャワーをあてている

→アトピー肌にとってはシャワーの水圧も刺激になる場合があります。
シャワーと体の間に手をはさみ、手をつたわせて流すか、手桶に溜めてから少量ずつの湯量でやさしくかけ湯すると◎。

NG3:熱めの湯船に長時間入っている

→熱いお湯は肌を乾燥させるばかりか、体温が上がりすぎるとかゆみを悪化させる原因になりかねません。
入浴は38~40℃ほどのお湯に10~15分ほど、体が火照らない程度が目安。

NG4:入浴剤を使っていない

→適切な温度、時間で入浴していても、水道水に含まれた塩素が刺激になっている場合も。
塩素を除去し、肌のバリア機能も保ってくれる効果のある入浴剤を使用するのもおすすめ。

 

 

 

NG5:お風呂から出たら体の水分をゴシゴシ拭きとっている

→肌の表皮に摩擦を与えてしまい、バリア機能がより低下させる原因に。
体を拭く際は、大きめのやわらかいタオルで体を包み込み、ポンポンと軽くおさえるように水分を拭き取りましょう。
タオルの洗剤残りやほこり、繊維にも要注意。
刺激の少ない洗剤で洗濯し、清潔に保たれたやわらかい天然繊維のタオルがおすすめです。

 

NG6:お風呂上がりにすぐ保湿をしない

→お風呂から上がって体を拭いたら、遅くとも15分以内には保湿ケアを。
体温の上がった体は水分が逃げやすい環境にあるので、早めの保湿ケアを心がけ、うるおいを守りましょう。

 

 

NG7:発熱効果のあるインナーを愛用している

→発熱効果のある化学繊維でできたインナーは、繊維そのものが刺激になる上に、汗がこもりやすくなるので肌を傷めてしまう可能性が。肌に直接触れるインナーは、保湿性や吸湿性にも優れている天然素材がおすすめです。

まとめ

アトピー肌さんにとっては肌のバリア機能を保ち、可能な限り刺激を与えず清潔にしておくことがなによりも大切。

とはいえ、アトピー肌の症状や悪化条件は本当に人によってさまざまで、人にとって良い商品が自分にも良いモノであるとは限りません。
はじめはお試し程度に使用してみて、自分に合わないようならすぐに使用を中止しましょう。
どうしようもなくなる前に、皮膚科に通って医師のアドバイスを受けてみるのも早期回復に効果的ですよ。

 

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