リラックスできるおうち時間を過ごすため、インテリアにこだわる人は多くなりました。
疲れて帰ってきても、お気に入りの部屋なら素敵なおうち時間が過ごせますよね。
では、家の玄関を開けて深呼吸をすると、どんな「香り」がするでしょうか?
香りは写真や映像には写りませんが、部屋の印象を決め、あなたのリラックスタイムに影響を及ぼす大切な要素の1つです。
今回は、おしゃれな部屋づくりやリラックスできるおうち時間にこだわる男性におすすめのアロマディフューザーを紹介します。
香りはもちろん、視覚的にも癒しを与えてくれるデザインにこだわったアロマディフューザーも紹介しているので、ぜひ取り入れてみてください。
アロマディフューザーにはどんな種類がある?
アロマディフューザーは、香りの広げ方によっていろいろな種類があります。
また、加湿機能は付いているか、電源は必要かなど、タイプによって機能や使用条件が異なることも。
ここでは、一般的に販売されているアロマディフューザーの大まかな種類を紹介します。
1、超音波式
水とアロマオイルを使用し、超音波でアロマをミスト状にして香りを広げるタイプ。
水を使用するため、雑菌やカビが繁殖しないよう、定期的に洗剤を使って拭いたり、乾燥させたりするお手入れが必要がです。
●向いている人
・ミストが噴霧しているのを見て楽しみたい
・ミスト状にして香りを飛ばすので乾燥も防げる(超音波タイプ全てに加湿機能がついているわけではありません)
●向いていない人
・部屋の湿気が気になる
・頻繁な手入れはしたくない
超音波アロマディフューザー・大(加湿機能付) 型番:MJ‐ADB1 ¥14,900(税込)
アロマディフューザーとしてだけでなく、加湿機能もプラスされています。家電をたくさん置くのが嫌な人は、アロマディフューザーと加湿器をまとめてしまうのもおすすめ。
2、噴霧式
噴霧式のアロマディフューザーは水を使わずに使用できるため、衛生的でアロマの香りがしっかりと広がりやすいです。
本体にアロマが入った瓶を直接セットする「ネブライザー式」と指定された入れ物(多くの場合ガラス瓶)にオイルを入れて使う「アロマドロップ式」があります。
ネブライザー式は瓶をセットするので、専用のアロマオイルを購入したり、規格に応じた入れ物にオイルを移し替えたりすることも必要。
商品にもよりますが、オイルが詰まることもあるので、エタノールなどを使用した定期的なお手入れは必須です。
●向いている人
・広範囲にしっかりと香りを広げたい
・アロマ本来の香りを楽しみたい
●向いていない人
・オイルの消費量を抑えたい
・1畳以下の狭い範囲で香りを楽しみたい
ENERG e’s Explorer アロマディフューザー ¥5,080(税込)
100平米までしっかり香りを広げられるので、家庭用としてだけでなく、業務用としても人気。瓶をセットしてスイッチを押すだけなので操作も簡単です。
3、気化式
アロマオイルが入った入れ物にリードを挿して使用するリードディフューザーや、石にアロマオイルを垂らして香りを楽しむストーンディフューザーなどがあります。
値段が手ごろ、コンパクトで置き場所を選ばない、オブジェとしてもデザイン性が高い商品が多いなど、手軽に取り入れやすいのも気化式のメリットです。
●向いている人
・電源がない場所で使いたい
・比較的狭い範囲で使用したい
●向いていない人
・頻繁に香りを変えたい
・広い場所で持続的に香りを広げたい
ランドリン ルームディフューザー クラシックフローラル ¥913(税込)/80ml(1.5~3か月が使用目安)
通常は竹ひごなど、自然素材を用いたリードを使用することが多いですが、こちらは樹脂製のリードを使用した商品です。トイレなど狭い空間は本数を減らすなど、使用する場所によって自分で調節できます。香りが気に入ったら、詰め替え用を購入してアロマを継ぎ足すことも可能。
4、加熱式
火や電気の熱でアロマオイルを加熱して香りを楽しむタイプです。
安価で手頃ですが、火を使う場合は就寝時に使用するのに向かなかったり、火力によって香りが変わったりします。
今回は就寝時の使用も想定して、加熱式のアロマディフューザーは紹介していません。
●向いている人
・安価なアロマディフューザーが欲しい
●向いていない人
・就寝時に使用したい
・加熱することによるアロマオイルの変質を避けたい
自分に合っているのはどれ?アロマディフューザーを選ぶときのチェックポイント
では、実際に商品を購入する場合、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか?
次のような内容は最低限チェックしておくと、あなたの部屋やライフスタイルにぴったりの商品を見つけやすくなります。
1、香りの適用範囲
10畳以上ある広いリビングルームで使うか、6~8畳のワンルームで使うかでは適用範囲が異なります。
自分1人だけで楽しみたい場合は、0.5~1畳程度のパーソナルスペースのみに香りが広がる小型のアロマディフューザーがぴったり。
アロマの香りをしっかり広げたいなら、アロマ原液を薄めずに使用する噴霧式を選ぶなど、それぞれのタイプをしっかり見極める必要があります。
2、置き場所を考える
机やベッドサイドに置くなら大きすぎない方が良いでしょう。
また、コンセントに差して使用するタイプのアロマディフューザーは電源の確保が必須です。
3、連続稼働時間とタイマー機能がついているか
就寝前にアロマの香りを楽しみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?電気で動くアロマディフューザーの購入を検討している場合、タイマーがついているか確認しておくと安心です。
消し忘れや電気代・稼働音が気になる場合は、リードディフューザーなど、電源が不要な気化式の商品もおすすめ。
4、どのような手入れが必要か
頻度や方法は異なりますが、どのディフューザーも定期的にお手入れしたほうが清潔に長く使えます。
購入前にお手入れ方法もチェックしておくことで、自分に合ったアロマディフューザーを見つけやすいです。
5、インテリアに馴染んでいるか
アロマディフューザーの中には、様々なインテリアに馴染むシンプルなものや、部屋のアクセントになるようなデザイン性の高いものもあります。
現在の部屋のインテリアに馴染むかどうかも、具体的にイメージしてから購入を検討するとよいでしょう。
タイプ別!おすすめアロマディフューザー8選
デザインや機能性を吟味して選んだ、おすすめアロマディフューザーを紹介します。
「どのような部屋作りをしたいか」「どのような場面でアロマを生活に取り入れたいか」など、用途を具体的に考えながらお気に入りの1品を探しましょう!
1【シンプル編】おすすめアロマディフューザー3選
デザインがシンプルで、幅広いインテリアにも馴染みやすいアロマディフューザーを紹介します。
本体に使用している素材に着目して選ぶと、シンプルでも高級感や癒しを追究しやすいです。
◆無印良品 超音波アロマディフューザー
小型なのでテーブルに置くことができ、シンプルなのでどのようなインテリアにもなじみやすいです。ライトとしても優秀で、温かみのある明かりが、夜のおうち時間を素敵に照らしてくれるでしょう。
◆生活の木 アロモア ウッド
アロマオイルなど、アロマテラピー関連の商品を豊富に取り扱っている生活の木から発売されているアロマディフューザーです。木目調の本体は温かみがあり、フローリングや木製の家具になじみやすいでしょう。
生活の木は豊富にアロマオイルを取り扱っているので、店頭で香りを選ぶのもおすすめ。
◆IDEA PORT Touka(陶香)
一見シンプルですが本体は陶器でできているので、洋室だけでなく和室の部屋づくりにもピッタリ。ブラックとホワイトの2色展開です。陶器ならではの高級感があり、置いてるだけで見栄えがする大人っぽいシンプルさが感じられます。
2【デザイン編】おすすめアロマディフューザー3選
オブジェや家具として、デザイン性が高いアロマディフューザーを紹介します。嗅覚だけでなく、視覚からもお気に入りの癒しを取り入れたい人におすすめです!
◆ENERG e’s Craft アロマディフューザーT11-EN128LT
一見アロマディフューザーには見えないデザインですが、天然の木のぬくもりと、職人の手で作られたガラス部分が部屋の癒しポイントに。口が広いのでメンテナンスもしやすいです。
◆@aroma オーブ
オイルをフラスコに注ぐタイプのアロマディフューザーです。透明なフラスコと、セメントでできた台座はモダンな雰囲気を出しています。原液を使うので香りも拡散しやすく、機能性もデザイン性も抜群。
◆MODERN NOTES ワインコレクション リードディフューザー 2017 CIDRE
MODERN NOTESのワインコレクションは、赤ワインや白ワインなど、お酒をイメージした香りとデザインにこだわったシリーズです。パッケージもお酒を意識したデザインになっており、自分用だけでなくプレゼントにも最適。
2017CIDERは、リンゴのスパークリングワインをイメージしたさわやかなの香りです。
3【フレキシブル編】おすすめアロマディフューザー2選
持ち歩きしやすく、様々な場所や場面で使えるアロマディフューザーを紹介します。
「枕元に置いて夜だけ楽しみたい」「スキンケアタイム専用の香りを用意したい」「出張先でも家と同じ香りでリラックスしたい」など、あなたのニーズを柔軟に満たしてくれるアロマディフューザーを集めました。
◆無印良品 ポータブルアロマディフューザー
無印良品から発売されている、持ち運びに便利なアロマディフューザーです。パソコンデスクなど、パーソナルスペースのみで香りを楽しみたいときにもおすすめ。専用リフィルを取り換えれば気軽に違うオイルを使用できます。
◆COONA セラミックアロマビーズ
球状のアロマストーンが缶に入っています。お好みのアロマオイルを垂らして使い、必要がない時は蓋をしてポーチの中や机の中に入れておけばOK。
電源不要で小型なので、場所を選ばず使いやすいです。
おうち時間にアロマディフューザーを取り入れてリラックス感アップ!
お部屋での時間が増えて不安やメンタルの揺らぎが増えている時も、アロマの香りでリラックスする時間を作りましょう。
お気に入りの香りやデザインをインテリアに取り入れることができれば、気持ちをポジティブに保ちやすくなります。
あなたの部屋や生活に合ったお気に入りのアロマディフューザーを見つけて、お家タイムを楽しんでくださいね!