ニキビ跡やニキビ、シミや毛穴の開き、青ひげにクマ・・・肌トラブルのせいで、自分の顔に自信を持てない男性も少なくありません。それらの肌トラブルは毎日のスキンケアで改善することができますが、即効性をお求めの男性は肌をきれいに見せるベースメイクをするのがおすすめ。
しかし、「メイクしているってバレてしまうかも」「不自然になりそう」と不安で手を出せないという男性も多いはず。そこで今回は、絶対にバレない!自然に仕上がるメンズメイクの方法を紹介します。
メイク初心者も簡単に取り入れられる方法なので、今すぐチャレンジ!やりすぎないメイクで、自分でも驚くほど自然な美肌を手に入れられます。
バレないメイクに必要なアイテムと選び方
周りに「メイクしてる」とバレないメイクは意外と簡単にできます。自然に仕上げるには、アイテム選びが重要。男らしい健康的な美肌に仕上げるために必要なのは次の3つのアイテムです。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
たった3つのアイテムで肌の質感を整え、肌トラブル隠しもしながらきれいに見える肌を手に入れることができます。
化粧下地は自然に仕上げるためのマストアイテム
肌トラブルを隠し、自然に仕上げるために欠かせないのが化粧下地です。一見、化粧下地は地味なアイテムですが、実は様々な役割を持つ重要なアイテム。
- シミやくすみ、肌の凹凸をカバーする
- 余分な皮脂を抑えてテカリを防止する
- 余分な皮脂を抑えてメイク崩れを防止する
- ファンデーションのノリを良くする
- 紫外線や乾燥などの外的刺激から肌を保護する
- ファンデーションから肌を守る
化粧下地は、皮脂分泌も多く、毛穴も大きなメンズの肌をきれいに見せるための必需品。
これを塗ると塗らないでは仕上がりももちも全然違いますし、肌にかかる負担もかなり変わるので必ず用意するようにしましょう。
メイク初心者はリキッドファンデがオススメ
ファンデーションは大きく分けてパウダータイプとリキッドタイプがありますが、自然に仕上げたいメンズメイク初心者はリキッドファンデがおすすめ。
リキッドファンデは伸びが良く、クリームを塗る要領でまんべんなく顔に塗り広げることができるので、メイクに慣れていない男性も調整しやすいです。
パウダーとリキッドに迷ったら、リキッドタイプを選ぶようにましょう。さらに、自然に仕上げるためにファンデは自分の肌に合ったカラーを選ぶことも重要。
顔色に合わせると首の色との違いで不自然さが出やすいので、ファンデの色は顎先やフェイスラインにつけて試しましょう。
コンシーラーはスティックタイプを
コンシーラーは、シミやクマ、ニキビ跡やニキビ、青ひげや傷などをしっかりカバーしてくれる万能アイテム。ファンデもかなりカバー力が高いアイテムですが、それでも隠し切れない部分にピンポイントで使います。
コンシーラーにはリキッドタイプとスティックタイプがありますが、メイクに不慣れな初心者は使いやすいスティックタイプがおすすめ。
カラーは肌色より少し暗めのものを選ぶのがコツです。
3つのアイテムを用意したらすぐにメイクに取り掛かりたくなりますが、自然にきれいに仕上げたいならその前に必ずやることがあります。
それが下準備です。
バレないメイクは下準備が命!
メイクですっぴんのような自然な仕上がりにするには、メイクをする前の下準備が非常に重要です。
メイクのヨレやムラをなくし自然に見せるため、またメイクのノリやもちを良くするために、メイク前の洗顔とスキンケアは丁寧に行いましょう。
丁寧な洗顔
顔に残っている余分な皮脂や汗、角質や汚れをオフするために、まず顔を洗います。
- ホットタオルを顔に当てて、毛穴を開かせ、肌を柔らかくする
- 洗顔剤をしっかり泡立てて顔をなでるように洗う
- ぬるま湯を顔に当てるようにして泡を洗い流す
シェービングを同時に行う場合は、剃り残しがないように気をつけましょう。
しっかりスキンケア
洗顔後は素早くスキンケアを行います。
- 洗顔後、タオルを顔に押し当てるようにして水分をとる
- 化粧水をたっぷりつけたあと、顔をハンドプレスする
- 美容液や乳液でフタをする
忙しくてスキンケアの手間をできるだけ省きたいという方は、オールインワンタイプで肌を整えるのもO.K。スキンケアが終わった後、顔がある程度乾いてからメイクを始めましょう。
近くから見られてもバレないメイク方法
下準備ができたら、次にメイクです。
自然に仕上げるための最重要ポイントは化粧下地。さらにファンデやコンシーラーを適度に使うことで、近くから見られてもバレにくいナチュラルメイクができます。
きれいな肌を作る縁の下の力持ち「化粧下地」を塗る
まず、化粧下地でベースを整えましょう。
- 化粧下地を適量(パール大)指先に取る
- 両頬・鼻の頭・おでこ・顎の5点にポンポンと置く
- 顔に指の腹を使って均一に塗る
- 凸凹や色ムラが気になる部分は重ね付けして滑らかにする
化粧下地はいわば地ならし。丁寧に下地を塗っておくことで、凸凹がなくなり、滑らかな質感の肌になります。また、ファンデと密着性がアップしてノリが良くなる上に、ファンデの毛穴落ちも防止。さらに、皮脂を抑えてテカリやメイクの崩れを防げます。
上にファンデを塗るからと適当に塗らず、丁寧に塗りましょう。
全体の色味を整える「ファンデ」を薄く塗る
化粧下地をきれいに塗ったら、次はファンデです。ファンデは、化粧下地ではカバーできなかった部分をカバーするためのもの。基本的に使い方は化粧下地と同じです。
- 指先に適量取る
- 両頬・鼻の頭・おでこ・顎の5点にポンポンと置く
- 指の腹を使って薄く広げて伸ばす
それほど色ムラなどが気にならない場合は、顔全体ではなく気になる部分にだけ薄く広げて塗るのがおすすめ。
気になる部分はスティックコンシーラーで
ファンデでも隠せない肌トラブルはコンシーラーで隠しましょう。
- 気になる部分に直接スティックの先を当ててやさしく塗る
- 指の腹部分を使って気になる部分をぽんぽんとなじませる
- 塗った周りも軽くタッチしてなじませる
コンシーラーはこすらないように気を付けて。
ナチュラルメイクで第一印象で差をつけよう
メイク初心者の男性も、化粧下地とファンデとコンシーラーを使えば、誰でも自然できれいな美肌を手に入れることができます。
メイクの先輩でありプロでもある女性から見てもバレないように仕上げるには、「やりすぎないこと」がメンズメイクの最大のポイント。
まず、下準備と化粧下地を丁寧に行い、化粧下地だけではカバーできない色ムラやニキビ跡、シミなどをファンデやコンシーラーを使って隠すことで、より自然な仕上がりに。
肌がきれいだとそれだけで清潔感のあるメンズという良い印象を与えられます。自分の肌に自信がなく接近戦が苦手という男性こそ、今こそバレないメイクテクをマスターして第一印象で差をつけましょう。