まだ若いからと油断していると、気づいたときには顔にシミが出現している!なんてことが。毎日の髭剃りや紫外線など、メンズはある意味、女子よりもシミができる危険にさらされているとも言えます。
シミができる前に予防できればベストですが、できてしまったシミには対策が必要。シミができる原因を知り、しっかりと対策をたてておきましょう!
メンズはシミができやすい?
実はメンズは女子よりもシミができやすいとされています。その理由は、大きく3つ。
- 毎日のヒゲ剃りによる肌のダメージが大きい
- スキンケアをしない人が多い
- 日焼け止めを使わない人が多い
社会人としてヒゲの手入れをしないわけにはいきません。ですが、毎日のヒゲ剃りが肌に与えるダメージはかなりのもの。その後、しっかりスキンケアをするのならまだましですが、メンズでスキンケアをする人はそれほど多くありません。
さらに、日焼け止めも同様。夏だけはつけるけれど、それ以外の季節はしないという人も多いかも。こういった生活習慣が肌を無防備にし、炎症を起こさせ、やがては消えないシミに…。
他にも、ストレスや睡眠不足、偏った食生活なども、シミができる間接的な原因となると言われています。
それってシミ? そばかす? シミができる仕組みを知ろう
シミと一言に言っても、いくつか種類があります。
老人性色素斑
比較的色が濃く均一なシミ。境目がはっきりしているのが特徴。日焼けなど、紫外線を浴びることで起こる肌の老化現象。10代からできる人も。
雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆるそばかすと呼ばれるのがこちら。鼻周辺にできる小さな斑点。遺伝であることが多いですが、日焼け対策をしていないと悪化することも。
炎症後の色素沈着
年齢には無関係にできるシミ。やけどやニキビなど、皮膚の炎症がきっかけでできると言われています。紫外線を浴びると悪化して濃くなることも。
多くのシミは、皮膚に発生したメラニン色素が蓄積したものだと言われています。メラニン色素は日光と密接な関係にあり、日光に含まれている紫外線がメラニン発生の直接の原因であることがほとんどなんだとか。
紫外線は体に必要なビタミンを生成するために重要なものですが、浴びすぎると炎症を起こし、細胞の奥にあるDNAを破壊し、癌になる危険も。その危険から細胞を守るためにメラニン色素が生成され、紫外線を吸収することで細胞が受けるダメージを軽減してくれるのです。
また、精神的なストレスを感じている状態では活性酸素が通常より多く発生し、活性酸素によるメラニン色素の発生も増えることがわかっているとされています。
シミをつくらないためにできる日常習慣とは?
シミをつくらないためには、日頃からどういったことに気をつければいいのでしょうか。
日焼け止めを使う
これから紫外線が増える季節でもありますし、まずは紫外線対策として、毎日必ず日焼け止めを塗る習慣をつけること。さらに、メンズ用の日傘も市販されていますから、カッコいいものを手に入れて活用しましょう。
スキンケアをしっかり
ヒゲ剃り後にスキンケアをしていない人は、今日からきちんと毎日のルーティーンに取り入れましょう。ヒゲ剃り後の習慣にしてしまえば◎。メンズでも、化粧水・乳液を使ってしっかり保湿することが重要です。
食生活を見直す
食生活の乱れもシミの原因になると言われています。血流の流れをよくする食べ物、血液の酸化を防ぐ抗酸化力のある食べ物を食事に取り入れましょう。
できてしまったシミにはこれ! おすすめアイテム3選
メンズのシミは生活習慣の見直しから
シミひとつあるだけで、気分にも影響があるもの。若いからといって油断せず、シミができないよう、日頃から気をつけましょう。
出来てしまったシミもあきらめずに、まずは生活習慣の見直しから。シミがなくなれば、肌色も明るく、モチベーションにもつながります。