「スメハラ」という言葉が定着したように、今はニオイに対してとても敏感な時代。
ニオイエチケットは社会人男性が欠かせないマナーの一つであり、対人関係を円滑にするために嫌なニオイをさせないというのは大前提。
しかし、せっかくならさらに一歩踏み出して「人に好かれる香り」「女性が魅かれる香り」で恋愛でも大きなアドバンテージを獲得したい!
自分に好感や好意を抱いてほしい、そう思ったら香りを味方につけるのがおすすめ。女性にモテるには良い香りが効果的!女性が好むモテ香水5選と香水のつけ方を紹介します。
香りと感情の深い関係
人は、良い香りや自分が好む香りを持つ相手に対して良い感情を抱き、嫌な香りや苦手な香りを持つ相手に対してはその逆の感情を抱くといわれています。
実は、香りと感情が密接に関わるのは人間の体の構造上当然のこと。
というのも、嗅いだ香りはまず脳にある嗅球というところで最初に処理されるのですが、この嗅球は感情や記憶に強く関わる偏桃体・海馬に直接つながっているんです。
そのため、嗅覚が刺激されると人の感情も大きく左右されることに。他の五感(視覚・聴覚・味覚・触覚)に比べ、感情をより大きく動かす香り。
そんな香りを自分の味方につければこれほど心強いものはありません。
基本的に男は臭い?男性にこそ香水が必要なわけ
香水は、素敵な香りで良い感情を相手に持ってもらうために役立つアイテム。
ですが、男性に香水が必要なのは他にも理由があります。それが、男性特有のニオイ。
男は臭い?
ある調査によると、男性のニオイに対し不快感を感じたことのある女性は約90%もいると言われています。
別の調査では、男性の体臭を不快と感じたことのある女性は100%という衝撃の結果も。つまり、基本的に女性は男性を「臭い」と思うことがあるということ。
「心外な!」「言い過ぎ」と憤慨する男性もいるかもしれませんが、男の体臭は女性だけに不快感を与えるという報告もあります。
つまり、男性側がきちんとにおいケアをしていない場合、無自覚のうちに女性を不快にさせていることも多いということ。
「自分は大丈夫」と思っている男性こそ、危険なのです。
男が臭うのはなぜ?
女性が悪い印象を抱きやすい男性特有のニオイ。しかし、基本的に男性は体臭がきつくなりやすいので仕方がないのです。
ニオイの原因は、汗や皮脂。
皮膚には、汗を分泌する汗腺と皮脂を分泌する皮脂腺がありますが、そこから分泌された汗や皮脂をエサとして皮膚常在菌が繁殖する際に不快なニオイを発生させます。
特に、強烈なニオイを発生しやすいのが、汗腺の一種のアポクリン腺。
アポクリン腺から出る汗は生物学上フェロモンなど性的なアピールの役割があるため、独特で女性が反応しやすいニオイとなります。これが嫌悪感のもと。
しかも、ワキや性器周辺にアポクリン腺は分布しているため、脇毛や陰毛の処理をしていない男性は、必然的にニオイがきつくなってしまいます。
また男性ホルモンは皮脂分泌を活発にするため、古い皮脂が酸化して不快な皮脂臭も発生させやすいのです。
汗・皮脂ケア+香水=最強
だからこそ、男性が女性に好印象を持ってもらうためには、毎日の汗・皮脂ケアに加えて、香水を使うのがおすすめ。いまだに自分のニオイに鈍感な男性が女性に不快感を与えている中、知らない間に臭う体臭を抑え、その上に女性に好まれる香りを纏う・・・。
それだけで人間関係・恋愛で大きなアドバンテージを得られるのは間違いありません。
女性に好まれるおすすめ香水5選
女性は、自分が好む香りのする男性に好感を持ちます。つまり、女性に好かれるには、自分の体臭を抑えたうえで女性に好まれる香水をつけるのが効果的。
様々な男性用香水がありますが、だれがつけても絶対に外さないオススメ香水を5つ紹介します。
BVLGARI(ブルガリ) POUR LES HOMMES(プールオム)/8,970円(税別)/内容量 100ml

Calvin Klein(カルバンクライン) CK-one (シーケーワン)/2,020円(税別)/内容量 100ml

CHANEL(シャネル) EGOISTE PLATINUM(エゴイスト プラチナム)/15,980円(税別)/内容量 50ml

DOLCE&GABBANA(ドルチェアンドガッパーナ)light blue(ライトブルー)/4,084円(税別)/内容量 50ml

COACH For MEN(コーチフォーメン) オードトワレ/2,854 円(税別)/内容量 40ml

女性にモテる香水のつけ方
せっかくの香水も、つけ方を間違えると単なる「香害」になってしまうので、正しいつけ方をマスターしましょう。
①体を清潔にしてからつける
香水は、体を清潔にしてからつけましょう。汗臭や体臭などと混じると良い香りも台無し。
香りのカオスとならないよう、入浴後やシャワー後のキレイな状態でつけ、香水の本来の香りを楽しみましょう。
②香水をつけるベストポイントは『腰』
香水はおなかや腰部分につけましょう。
首や手に付ける方もいますが、それだと鼻に近くて香りが立ちすぎてきつくなってしまうことがあります。
そこで、香りが上に立ち上る性質を利用して体温の高い腰部分がオススメ。体温で温められて程よく良い香りが立ち上り、全身が上品に香ります。つけた後にこすったりするのはNG。
香りの粒子がつぶれてしまうためもちが悪くなりますし、計算された香りも台無しになってまいます。
③自分で気づかないくらいがちょうどいい
香水はくれぐれも適量で。適量は、1~2プッシュ。
香りに慣れてしまうと香りに鈍感になり香っていないように錯覚してしまいますが、適量を使っていれば自分でわからなくてもちゃんと良い香りをさせているので大丈夫。
相手に好感を与えるのは、ほのかに香る良い香りです。自分でも「つけてる」と分かるレベルは強すぎるので注意しましょう。
④香水は30分前に
香水は、トップノート(つけ始め~10分程度)→ミドルノート(30分~1時間)→ラストノート(2~3時間)の3段階で香りが徐々に変化していきます。
つけた香水の核となるのはミドルノート。
その香水らしさがもっとも現れるミドルノートが最も良い香りとなるので、香らせたい時間の30分ほど前につけるのがベストのタイミングです。
正しい香水のつけ方をマスターして、女性も夢中になる素敵な香りを味方にしましょう。
良い香りで男の魅力アップ
素敵な香りはそれだけで男の魅力を高め、女性を引き付けてくれます。
もともと女性が嫌悪感を抱く体臭を放ちやすい男性だからこそ、ニオイに敏感になることが必要。普段から、清潔に体を保ち、女性が好む香水をつけて、女性から良い印象を持ってもらいましょう。そうすれば、恋愛も有利に運べるはずです。