清潔感や健康的な印象を与える美しく白い歯は、その人の大事な財産といっても過言ではありません。
しかし、毎日丁寧に歯磨きをしているのに歯の黄ばみや虫歯など歯のトラブルを抱えているという方は、歯磨きの仕方が間違っているのかも。
もっときれいな歯を手に入れるために、いつもの歯磨きを歯ブラシを使った手磨きから電動歯ブラシに変えてみましょう。
これまで手磨き派だった人も、電動歯ブラシに変えるだけで、憧れの白い歯に近づけます。
今回は、毎日の歯磨き習慣を変えれば歯も変わる!電動歯ブラシのメリット・デメリットや正しい使い方と合わせて、おすすめの電動歯ブラシ5選を紹介します。
「歯の汚い」は男女共に嫌われる?
毎日、何気なく行っている歯磨き。
あまり自分の歯について意識していないという男性も多いのですが、女性は相手を判断する上で歯を重要なポイントとして考えています。
男性の印象は歯に大きく左右される
女性が男性の顔のパーツの中でよく見ている場所は、口元とくに歯です。
女性は、歯が汚い男性に対し、
汚ない歯は生活のだらしなさを表しているようで恋愛相手としては論外 (20代女性)
歯が黄ばんでると口も臭そう。できるだけ近寄りたくない (20代女性)
自分の歯の管理もできない人って、身の回りやお金の管理も全然できなさそう (30代女性)
など、歯が汚いだけでかなり強いマイナスの印象。つまり、汚い歯はそれだけで自分の評価を落とす一因。
毎日の歯磨きを見直そう
「そんなこと言われてもちゃんと毎日歯磨きしている」という男性も多いことでしょう。しかし、実際に歯の黄ばみなどの問題が起こっているということは、その歯磨きのやり方に問題があるのかも。
自分の歯をもっと清潔感のあるものにするために、第一歩として手磨きから電動歯ブラシに変えてみましょう。
手磨きから電動歯ブラシに変えることで得られるデメリットを次に紹介します。
電動歯ブラシを使おう!電動歯ブラシのメリット・デメリット
電動歯ブラシは、ブラシがついたヘッドの部分を振動や回転させて歯を磨くアイテムです。
清潔な白い歯を手に入れるために電動歯ブラシがどれだけ貢献するかは、電動歯ブラシのメリットを見れば明らか。
電動歯ブラシのメリット
電動歯ブラシには歯や歯茎・口腔内に様々なメリットがあります。
- 手磨きではできない細かい動きで歯の表面を丁寧に磨ける
- 磨き残しがでにくい
- 手が疲れない
- 磨き方のクセや偏りが出にくい
- 歯垢除去効果が高く、歯周病予防効果が高い
- 短い時間の歯磨きで爽快感が得られる
- 歯磨き粉が不要で経済的
- 歯茎にも優しい
いいこと尽くしの電動歯ブラシですがデメリットもあります。
電動歯ブラシのデメリット
- 電動歯ブラシ本体や替え歯ブラシの価格が高い
- 振動になれるまで違和感を感じる
電動歯ブラシのデメリットは、主に価格と慣れるまでの使い心地です。
やはり電動歯ブラシは通常の歯ブラシに比べて価格は高くなりますし、ヘッド部分が傷んできたら交換するのでランニングコストも高くなります。
また、手磨きから電動歯ブラシに変えた直後は、鼻がムズムズしたり、頭や耳に振動が響いて違和感を感じることも少なくありません。
しかし、歯垢までしっかりとれることで虫歯や口臭や歯周病を防げるため、将来的な歯の治療費削減や歯のトラブルを原因としたストレスのカットが可能。
また、最初は使用感に違和感を感じても、毎日使い続けるうちにそれが普通となっていくので、この2つは大きなデメリットとはいえません。
電動歯ブラシを使うことで得られるメリットを考えれば、手磨きからのチェンジ一択!
電動歯ブラシの種類
電動歯ブラシはブラシの動きの違いで、振動式と回転式の2タイプに大きく分けられます。
それぞれ特徴とメリット・デメリットを解説するので自分に合ったタイプを見つけましょう。
振動式
振動式は、歯のヘッド部分を前後に振動させて歯を磨くタイプの歯ブラシです。
振動式も振動の起こし方の違いで3種類があります。
- 高速振動歯ブラシ…毎分数千回の振動で歯を磨く
1本1本丁寧に磨けますが、歯茎が弱い方には少し刺激が強い。
しかし、販売種類や価格帯も様々なので、選択肢が多いのが魅力。
- 音波ブラシ…音波を使った前後の振動(毎分3万〜5万回)で歯を磨く
高速振動歯ブラシに比べて振動数が多く、音波によって作られる水流・気泡で歯の汚れや歯茎の歯垢も落としてくれます。
歯や歯茎にも優しいので、歯や歯茎が弱い方や下がっている方におすすめ。
- 超音波ブラシ…音波よりもさらに細かい振動(毎分100万〜150万回)で歯を磨く
超音波で作る非常に細かい振動には、歯表面や歯周ポケット内に作られやすいバイオフィルムを除去する効果があるので虫歯が気になる方におすすめ。
ただ、金額が高く、種類も少ないというデメリットがあります。
回転式
回転式は、ブラシ部分のヘッドがぐるぐると回転して歯を磨く電動歯ブラシです。
しっかりと歯を磨くので、歯磨き後は歯の表面がツルツルに。
しかし、歯や歯茎へは刺激が強いので、健康的な歯・歯茎の方におすすめ。
電動歯ブラシの正しい使い方と注意点
手軽で便利、そして歯の表面や歯の間や歯茎との境目までも細かなヘッドの動きで磨ける電動歯ブラシですが、正しく使うことでより良い効果が得られます。
電動歯ブラシの正しい使い方
電動歯ブラシの使い方は手磨きとは全く異なります。
- ブラシ部分を口の中に入れ歯にあててから電源を入れる
- 歯に軽くあてる(一か所につき数秒間)
- 磨き終わったら次の場所にゆっくりスライドする
勝手にヘッド部分が振動で歯を磨いてくれるので、自分は磨きたい部分にヘッド部分を添えるだけ。
電動歯ブラシを使った歯磨きは1回あたり3分程度を目安にしましょう。
歯の隙間が気になる場合はデンタルフロスを併用するのがおすすめ。
電動歯ブラシの注意点5つ
次に電動ハブラシを使う上での注意点5つを解説します。
- 手を動かさない
- ざっくり磨かず、歯の1つ1つ丁寧に磨く
- ヘッド部分を定期的に交換する
- 角度に気を付ける(ハブラシの毛先が歯の表面にきちんとあたるように)
- 歯磨き粉を使う場合は、研磨剤・発泡剤がはいっていないものを選ぶ
勘違いしている方が多いのが歯磨き粉です。
歯磨き粉に含まれる研磨剤が、電動歯ブラシの細かい振動で歯の表面を不必要に削ってしまうため、研磨剤入り歯磨き粉はNG。
また、発泡剤も泡立ち過ぎてしっかり磨けなくなるので避けましょう。
もし歯磨き粉を使いたいなら研磨剤・発泡剤不使用のジェルタイプがおすすめです。
これがイチオシ!おすすめの電動歯ブラシ5選
システマ 音波アシストブラシ(電動)
システマ 音波アシストブラシ(電動) /価格 1,600円(税別)

フィリップス ソニッケアー イージークリーン 電動歯ブラシ ホワイト HX6526/01
フィリップス ソニッケアー イージークリーン 電動歯ブラシ ホワイト HX6526/01 /価格 9,657円(税別)

パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ EW-DA43-W
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ EW-DA43-W /価格 15,300円(税別)

フィリップス ソニッケアー 電動歯ブラシ エキスパートクリーン
フィリップス ソニッケアー 電動歯ブラシ エキスパートクリーン /価格 19,800円(税別)

ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2000
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2000 /価格 5,980円(税別)

電動歯ブラシで自分の歯に自信を取り戻そう
歯は、ヘアスタイルやファッションのように気に入らないからと言って簡単に変えることはできませんし、ニキビ跡やシミなどのようにメイクすることもできない場所です。
だからこそ、相手に好印象を与えたいなら、毎日の歯磨き習慣を見直すことが必要。
美しい歯は毎日の電動歯ブラシを使った正しい歯磨きで十分手に入れることができます。
歯の表面の黄ばみだけでなく、歯垢や歯石、口の中の粘つき、口臭なども次第におさまり、自分の歯に少しずつ自信が持てるようになるはず。
電動歯ブラシの良さや実力、自分の歯の嬉しい変化を実感したら、もう二度と手磨きには戻れなくなるのは必至です。
今より清潔感のある口元を手に入れるために、ぜひ自分に合った電動歯ブラシを見つけて、歯のケアに取り組みましょう。