冬が終わって春になると紫外線量が増加。3月〜6月の紫外線量は9月と同等だと言われていて、日焼けしたくない人にとっては油断できない季節になりました。
日焼け止めを塗ろうと思っても、「いつから塗り始めればいいの?」「種類が多くて選べない」という疑問も。
おすすめメンズ日焼け止めから日焼け止めの選び方、正しい日焼け止めの塗り方まで、紹介していきます。
日焼け止めはいつから塗ればいいの?効果的な日焼け止めの塗り方
3月になると1月と比べて紫外線量が急増、日焼けしやすい時期へとなります。
2月から日焼け止めを塗り始めるのがおすすめです。
遅くても4月までには日焼け止めを塗り始めないと日焼けしやすくなると言われています。
10時~14時までが最も紫外線が多い時間。汗をかいたら塗り直すなど、こまめに塗り直しをするように心がけましょう。
効果的な日焼け止めの塗り方
顔編
- 1円硬貨大のクリームを顔の両頬・おでこ・顎・鼻の5か所に置く
- 指全体を使って大きく円を描きながらなじませる
- おでこは髪の生え際に向かってなじませる
- もう一度同量を手に取り、5か所に置いてなじませる
- ハンドプレスして密着させる
日焼け止めを伸ばす時は「染み込むように」と思って擦り込まないように注意してください。
擦り込むと肌に余計な負担がかかり、肌を痛めてしまいます。日焼け止めを塗るときは、しっかりと保湿してから塗るようにしましょう。
乾燥している状態だと、潤いが足りなくて皮脂の分泌が過剰になっていて皮脂崩れの原因に。髪の生え際・耳・フェイスラインなどの顔周りは塗り残しが多いので注意しながら日焼け止めを塗りましょう。
体編
体へ塗る時は、日焼け止めを容器から肌に直接付ける「ストロー付け」と呼ばれる付け方がおすすめです。
- ストローの幅くらいの線状に足や腕などに付けます。
- 「普段より量が多いかな」と思うくらいの量が適量です。
- 腕や足によくあるムラ塗りも防ぐことができます。
- 塗る際は手の平全体を使って伸ばしましょう。
上半身では鎖骨周辺や首の後ろ・二の腕の裏、下半身では足首と膝の裏の塗り残しが多いので忘れず塗るようにしてください。
日焼け止めの選び方
紫外線の種類
紫外線には波長によってUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線A波)、UVC(紫外線C波)の3種類に分かれています。
UVAは波長が最も長く、UVAを長く浴びると肌の弾力を失ってシワやたるみなどの原因に。
UVBは波長が短いものの、肌が赤く炎症するサンバーンやメラニン色素が沈着し肌が黒くなるサンタンなどが起こります。
UVCはオゾン層に吸収されるので地表には届かないと言われています。
実際に影響をもたらすのはUVAとUVBの2つとされていますが、他の紫外線が全く影響がないというわけではないので、要注意。
SPFやPAについて
日焼け止めにはSPFやPAといった表記がしてあります。
SPFとは、Sun Protection Factor(紫外線防御指数)の略です。
SPFには1~50までの数値が表記してあり、UVBによる炎症をどれくらいの時間防止できるかを表していて数値が大きいほど防御効果が高くなっています。
PAは、Protection Grade of UV-A(UVA防止指数)の略です。
PAには+~++++までの4段階ありUVAを防ぐ効果を表していて、+が多いほど効果が高くなってUVAを防ぎます。
SPF値が高いものが良いとは限らない?
「SPFが高いものを選べば日焼けが防げる」と思われがちですが、SPFが高くなるにつれて肌へかかる負担も大きくなります。
少しだけのお出かけはSPFが低いものを。海や山へのレジャーやスポーツをする場合はSPFが高いものと使い分けることで肌への負担が少なく済みます。
おすすめメンズ日焼け止め3選
NULL メンズウォータープルーフ
ORBIS(オルビス) 医薬部外品 リンクルホワイト UV プロテクター
KOSE サンカットプロテクトUVスプレー
日焼け対策だけじゃない日焼け止め
日焼け止めを塗る理由は、単に日焼けを防ぐためだけではありません。
日焼け止めを塗らずに紫外線を長時間浴びることによって、日焼けして赤くなる経験をした人は多いはず。
肌が赤くなっている状態は、肌がヤケドしているのと同じ状態です。そうすると肌は黒いメラニン色素を作って紫外線から肌を守ろうとします。
メラニン色素が生成されることによって、肌へのダメージが大きくなってシミやソバカスの原因に。紫外線を浴び続けると肌の内側までダメージを受けて、肌の老化につながります。
最悪の場合、皮膚がんの原因になることも。
近年は、温暖化によりオゾン層の破壊が進み、地上に降る紫外線量が増えてきています。最悪の状態にならないように、紫外線量が増えてくる時期からでも日焼け止めを塗りましょう。
紫外線対策は今日からが有効!
春はまだ日焼けしないと思い、油断しがちな季節。
出来るだけ肌を焼かないようにするには正しい日焼け止めの塗り方と正しい知識が必要です。
何となくで日焼け止めを塗っていた人は正しい塗り方と、時期や用途に合った日焼け止めを使うことをおすすめします。
これから夏に近づくにつれてもっと日焼けしやすくなるので、こまめに塗り直しをしながら日焼け対策をしていきましょう。
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