朝起きてすぐに覗く鏡には、なんだかむくんだような顔が写って、朝から憂鬱な気分に。
特に何かした覚えはないのに、いつも顔が大きく見えてしまって、太ったように感じたり自分に自信が持てないことも。
むくみの原因と、解決法、今日からできるものだけご紹介。
むくみで人は顔と体型が変わる
日常に潜む「むくみ」。
むくみと聞くと、「日々の疲れ」「お水の飲み過ぎ」などと簡単に捉えてしまいがちですが、実はむくみは顔の大きさや体型を変えてしまう、大きな原因の一つ。
ただ食べ過ぎて太ったのであればダイエットという考え方もできますが、むくみにダイエットは必須ではありません。
むしろダイエットが原因んでむくみやすくなった人もいるほど。
人間の体の60%は水分でできていますが、この内の水分の3分の2程度は細胞の中に含まれる水分。残りは血液や、細胞と細胞の間を満たしている水分と言われています。
これらは、細胞に栄養を送ったり、老廃物を流す役割を持って細胞のバランスを保っているのですが、このおバランスが崩れることでむくみは起きるのです。
女性にも男性にもむくみは存在する
デスクワークの女性にはむくむ人も多く、「むくんで足がパンパン」「夕方になるとむくみで足が重い」なんて嘆いている女性の声も聞いたことがある人は多いかも。
しかし、このむくみは女性だけのものではありません。女性は体の関係上起こりやすいですが、男性にも起こりやすく特におさっけを飲む人やコンビニでご飯が多い人に見受けられます。
知らず知らず塩分を取り過ぎていたり、ホルモンバランスや体内のバランスが乱れてむくみに繋がることが多いので、常日頃から自分の体と向き合うことも大切。
特に男性は顔にむくみが出やすいため、「朝起きたら顔がパンパンだった!」なんてことも。
知らず知らずやっているかも”むくみの原因4選”
⒈寝る前のお酒・水分摂取
寝る直前のお酒や水分の摂取はむくみの原因になりがち。
人間が眠っているときは、多くの機能も一緒に休んでいる状態。直前に体内に入れられたお酒やお水は内蔵で処理されずそのまま残ってしまいむくの原因になると言われています。
⒉塩分の高いものをとる
塩分の取り過ぎも、むくみの大敵。
実際に塩分の高いものとは何かというとコンビニなどで買える加工食品。塩分が多く含まれているため、太る原因にもむくみの原因にもなるとされています。
人間の体は、塩分を一定に保つ機能があるため、たくさん摂取した塩分を薄めようとお水を溜め込みます。その溜め込んだものがむくみの原因。
しょっぱいものを食べると喉が渇いたりお水をたくさん飲んでしまうのは、塩分濃度を薄めようとしているためとも言われています。
⒊水分を摂る量が少ない
水分をたくさん取ると、むくみイメージですが、逆に取らない場合にもむくみの原因になることが。
体内の水分が足りないと感じると、わずかに入ってきた水分をため込もうと体は必死になります。そのため、流すことがなく、溜め込むだけになってしまうんだとか。
適度こまめに水分をとって、しっかりと体内を流すことが大切です。
今日からできる”むくみの解決法”
⒈その日のむくみはその日のうちに
むくみは、停滞します。
その日のうちに取るのが最善策。次の日にも重い足やパンパンの顔で仕事や学校に行くわけにはいきません。
その日のうちにむくみを解消して、次の日などに備えましょう。
⒉夜寝る前のお酒・水分の摂取は控える
寝る直前の水分摂取はなるべく控えましょう。10〜15分ほど寝るまでに時間をおいて、少し休んでから眠るようにして下さい。
直前に取ると、逆流性食道炎などの原因になってしまうこともあります。
水分はなるべく寝る15分前までに取り、睡眠中の水分不足にならない程度の摂取にしましょう。
コップ1杯が理想です。
⒊お風呂でマッサージなど血流をよくする
お風呂などで、しっかりとマッサージをしましょう。
むくみ取りだけではなくその日の疲労を取るのにも有効とされています。
シャワーだけではなく湯船に浸かるのがポイント。
しっかりと湯船に浸かりかたからつま先まで、手で全身をマッサージしましょう。
血流も良くなるだけではなく、日々の疲れや筋肉をほぐし、より良い眠りにつくためのステップとしてもおすすめです。
むくみと無縁の生活にしよう。
なんとなく「女性だけだろう」なんて思ってきたむくみ。
男性にもむくみで悩む人は多く、毎朝小顔マッサージや朝のお風呂でマッサージをしている、なんて声も多々あります。
むくみは疲れも一緒に残ってしまうため、疲れとともにその日のうちにクリアにしましょう。
しっかりとむくみ対策をして、寝たり、日々の生活を改めることで自分自身の生活を振り返るきっかけにも。
むくみ対策をして、むくみと無縁なハッピーな日々を過ごしましょう。