「髭が気になるから剃りたいんだけど、どうやって剃ればいいの?」
「毎日やってるシェービング、このやり方であってるのかな?」個人差はありますが、髭が気になりだす中学生の頃にシェービングデビューする方も多いことでしょう。
男性の欠かせない身だしなみの一つであるシェービングですが、なんとなくイメージで「こんな感じ」と初心者は自己流でやってしまいがち。
しかし、間違ったシェービングはきれいにひげを剃れないばかりか、肌を傷つけ、乾燥やくすみ、色素沈着、にきびなどの肌トラブルを招きかねません。
そこで、今回は、初心者必見!今更聞けないシェービングの基本について解説します。きれいにひげを剃る方法やコツを知り、すっきりと清潔感のあるモテ肌を手に入れてください。
シェービングの基本
中学生など生え始めの頃の髭は毛質が柔らかい上に、肌自体もデリケート。
そのため、しっかり基本をおさえて肌や髭に優しいシェービングを行えるかどうかが、今後の清潔感のある美肌の維持、ひいては今後のモテ人生を左右するといっても過言ではありません。
「なんとなくこんな感じで・・・」とシェービングを行っている髭のお手入れ初心者は、まずは基本をおさらいしましょう。
シェービングに必要なもの
- T字カミソリ・電気シェーバー
- 洗顔剤
- ホットタオル
- シェービングフォーム
- 化粧水・アフターシェーブローション
- シェービングには、上記の5つのアイテムが必要です。
刃を直接肌に当てて剃るT字カミソリと外刃でヒゲを引っ掛けて内刃で刈る電気シェーバーがあります。
電気シェーバーは安いものでも数千円するので、今はT字カミソリを使っているという方も多いことでしょう。
直接肌に刃が当たる分、肌に刺激が強くなるT字カミソリですが、正しく使えば肌へのダメージを最小限におさえてシェービングができるのでご安心ください。また、シェービングには専用のシェービングフォームを使うのが望ましいです。
シェービング後の肌を保護する化粧水やアフターシェーブローションも必ず用意しましょう。
シェービングの準備
シェービングに必要なアイテムがそろったら、次にシェービングの下準備を行います。
- T字カミソリの刃部分を濡らして温めておく
- ぬるま湯を使い、洗顔剤で顔を洗う
- ホットタオルで剃りたい部分の肌を温める
肌を傷めずにシェービングするには下準備が非常に重要です。
T字カミソリを使う場合、刃部分を前もって濡らしてお湯につけるなどして温めておきましょう。
その間に、顔についている汚れや汗、皮脂などを洗顔剤を使って落とします。この時、冷水や熱すぎるお湯は厳禁。ぬるま湯を使ってください。
その後、ホットタオルでひげを剃りたい部分を温めましょう。ホットタオルをあてることで、髭が柔らかくなると同時に毛穴が開き、きれいに剃れるようになります。
いざ!シェービング
下準備ができたら、シェービングを始めましょう。
T字カミソリと電気シェーバーでは手順が異なるのでご注意ください。
T字カミソリを使う場合
手順
- シェービングフォームを塗る
- 頬→口の周りの順に、ヒゲの生えている方向に沿って剃る「順剃り」からスタート
- 肌に刃部分を押し付けず、優しく肌の上を滑らせる
- 剃り残しの気になる部分は、毛の生えている方向の反対から剃る「逆剃り」で剃る
シェービングフォームがない場合は、普段お使いの洗顔剤でも代用ができます。
が、シェービングによる肌へのダメージを考慮して作られたシェービングフォームのほうがおすすめです。T字カミソリを使ってシェービングをする場合、肌に優しい「順剃り」から必ず行うようにしましょう。
まだそれほど太くかたくない髭なら、ホットタオルの使用で柔らかくなっていることもあり、それだけできれいに剃れるはずです。
それでも気になる部分だけ、「逆剃り」で剃るようにしましょう。また、産毛のように柔らかすぎてかえって剃れないという髭は、肌を引っ張って剃るのもオススメ。
カミソリを動かす向きと反対側に肌を引っ張ると、毛が立つので根本から剃ることができます。
力を入れなくてもそれだけで柔らかい髭もきれいに剃ることができますよ。
電気シェーバーを使う場合
電気シェーバーを使う場合は、T字カミソリと剃り方が異なるのでご注意ください。
手順
- シェービングフォームを塗る
- 頬→口の周りの順に、肌に直角にあて、毛の生えている方向の反対から剃る「逆剃り」で剃る
- ゆっくりとスライドさせ優しく肌の上を滑らせる
T字カミソリは髭を直接カットするものなので肌に与えるダメージを極力減らす「順剃り」から行うのがポイントでしたね。
しかし、電気シェーバーは外刃で引っかけて内刃でカットする構造のため、中途半端に「順剃り」でカットしてしまうと、外刃でヒゲをキャッチしにくくなってしまいます。
そのため、最初から根元からカットできる「逆剃り」で行うようにしましょう。ヒゲ剃り中、電気シェーバーを持っていない⽅の⼿で肌を引っ張るとスムーズに電気シェーバーを動かしやすくなりますよ。
また、電気シェーバーが動かしづらくなったときは、流⽔で軽くすすぐと切れ味が復活します。
シェービングは後のケアが命!
ひげを剃り終わったら、それで終了!ではありません。次の2つを必ず行うようにしましょう。
シェービング後の洗顔&スキンケア
- ぬるま湯でシェービングフォームを洗い流す
- 冷水で肌を引き締める
- アフターシェーブローションもしくは化粧水で肌を整える
- 乳液やクリームでフタをする
この4つを必ず行うようにしましょう。特に重要なのが2つ目の冷水で開いた毛穴をキュッと引き締めること。
「面倒くさい」と省いてしまいがちですが、これをするとしないとでは大違い!
毛穴が開いたままだと肌トラブルも起きやすくなるので面倒くさがらずに手順に取り入れて習慣化しましょう。毛穴を引き締めたら、シェービング後の無防備な肌を守るため、アフターシェーブローションや化粧水でたっぷりと潤いを与えてあげてください。
その後、潤いが逃げていかないように、油分の多い乳液やクリームでフタをして完了です。
使ったT字カミソリ・電気シェーバーは清潔に保つ
使用後のT字カミソリ・電気シェーバーは適当に洗ってポイではなく、丁寧に洗って乾燥させ、清潔に保つようにしましょう。使用後の刃部分や肌に当たる部分には古い角質などもついています。
そこに雑菌が繁殖したり酸化して錆びると、切れ味が悪くなるだけでなく、肌に付着して炎症などの肌トラブルを起こしやすくなります。
次回もきれいかつ衛生的にシェービングをするためにも使用後の道具の扱いは丁寧に行うようにしましょうね。
シェービングは、基本が何より大事
髭が生え始めたということは、大人の男性へのステップを1つ上がったということ。
今後、髭が濃くなるということはあっても、永久脱毛をしない限り薄くなるということはありません。
つまり、シェービングは毎日の欠かせない習慣になるということです。そんな男性の身だしなみの基本中の基本となるシェービングは、正しく続けることが非常に重要。
最初はホットタオルだの道具の手入れだの「ちょっと面倒だな」と思うかもしれません。
しかし、シェービングの手抜きは、即、みっともない剃り残し+荒れた汚い肌につながってしまいますよ。
相手に好印象を与え、自分の評価をアップするために、正しいシェービングのマスターして、肌トラブルを招くことなく顔の身だしなみを整えていきましょう。