「本当にモテる”いい男”ってどんな男?」「目指すべき”大人の男”の特徴ってどんなもの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
「いい男」「大人の男」が男女問わず人気が高いことはわかるけれど、抽象的すぎてどんな男なのかわからないという方も多いことでしょう。
一般的に「清潔感のある男」「マナーやエチケットをマスターしている男」「仕事ができる男」がいい男なのはわかるのですが、今やそんな男は珍しくありませんね。
世の中のいい男のさらにワンランク上の一流の男を目指す男性が必ず押さえておきたいのが「上品さ」です。
上品さ・品の良さは、人に好感・好印象を与える大事なポイント。今回は、男もあこがれる「品の良い男」について解説します。
誰もが認めるいい男の大事な要素「品の良さ」をマスターして、素敵な大人の魅力あふれるいい男になりましょう。
今なりたいのは”品のいい男”
いい男の条件はいくつかありますが、今、求められているのは「品のいい男」です。
しかし、漠然としすぎてつかめないという方も多い「品のいい男」。まずは、具体例を挙げて解説しますね。
「品のいい男」の具体例
品のいい男と聞いて、どんな方をイメージしますか?
具体例を挙げると、少し年齢は高いですが、野村萬斎さんや東儀秀樹さん、及川光博さんや中村俊介さんや小泉孝太郎さんなどが「品がいい」と言われることが多いです。
ミュージシャンのDAIGOさんやYOSHIKIさんも、立ち居振る舞いから育ちの良さが滲みでていて「品が良いな」と感じる方も多いようです。
また、スポーツ選手では、羽生結弦選手なども「尊い」「高貴」といわれていますね。
「品のいい男」の特徴
「品のいい男」の例で上がった方たちを見ると、
- 育ちが良さそう
- 教養がありそう
- 人の悪口を言わなさそう
- 声やしゃべり方が静かで穏やか
- 言葉遣い・言葉選びがキレイ
- 姿勢が良い
- でしゃばらない
- それでいて芯がある
など、知的・知性が高そうで、教養があり、穏やかな雰囲気を持っているなど共通点があります。
そんな男性の持つ『品』は、日常の何気ない行動で気付かされることも少なくありません。|
例えば、書いた文字がキレイ、机などが常に整理整頓されている、お箸の持ち方や食べ方が美しい、話すと穏やかな気持ちになるなど、何気ない所作・一瞬に品格がにじみ出ているもの。
人は、そういった一瞬を見て、「この人は品があるな」「魅力的な大人の男だな」と高く評価をし、好感を抱くのです。
品位のある人に対して、人は自分の下品な行動を恥じ、慎むようになります。つまり、品位は伝染し、周囲にもよい影響を与えます。
そんな「品のいい男」がビジネス・プライベートで一目置かれるのも当然ですね。
本当にいい男を目指すなら、「品の良さ」を身に着けることが大事ということはお判りいただけたことでしょう。
いい男の条件とは?仕事編
では、次に具体的に仕事での「いい男」のポイントを解説します。
常に誠実な対応
品のあるいい男は、ビジネスでも誠実な対応を心がけるものです。
会社の方針で意に添わぬ対応をしなくてはならなくなったとしても、相手に対し、可能な限り誠実に対応しようとします。
所詮、仕事も人対人。
自分の利益にならない相手には冷淡、自分の利益になる相手にはへつらう、そんな下品なことは品のある男は決してしません。
誰に対しても敬意を持ち、誠意を持って対応するので、相手からも信頼され、その結果、ビジネスでも強い人脈や高い結果を得て成功することができるのです。
上司・同僚・部下にも公平
品のあるいい男は、ビジネスで身内に対しても公平に対応するものです。
上司にはペコペコし、部下には威圧的、同僚とは適当に付き合う…そんなコウモリのような人間はいうまでもなく下品ですね。
品のあるいい男は、相手の立場が自分にとってどんなものであれ、相手に敬意をもって同じ態度で接します。
言動に表裏の二面性がなく、一貫している態度があるからこそ周囲からの信頼を得られるのです。
意見をはっきり言う
品のあるいい男は、同調圧力に屈することなく、いうべき時にははっきり自分の意見を言うことができるものです。
空気を読むことはビジネスでも重要なことですが、意見があるのに周囲に流されて何も言えず損害を出してはビジネスマンとして失格。
職場で否定的な意見や別の意見をいうことは、無能扱いされそうでいえないという方も多いですね。しかし、本当に無能は意見を言うべき時に言えない人です。
品がある男は、時と場合によっては周りとは意見が異なっていても自分の意見を毅然というもの。そして、間違っていた場合は、即座に謝罪・訂正し、代替案などを提案して、ビジネスの成功に持っていく努力を怠りません。
いい男の条件とは?立ち居振る舞い編
次に、品のあるいい男の立ち居振る舞いとはどのようなものでしょうか?
具体的にいくつか見ていきましょう。
食事の仕方がキレイ
友達や知人、仕事仲間や取引先との食事をする機会は多いですね。
そんな時、美しい所作で食事をするのは、品のあるいい男の立ち居振る舞いとして当たり前のことです。
端の持ち方、食べ方、座り方など、人は見ていないようで見ています。
食事の仕方がキレイというのは、マナーを徹底的にマスターしているということではありません。
くちゃ食べや握り箸など一緒に食べる相手が見ていて不快な気持ちになるような行いをせず、食材や食事を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを持って食べるだけでも十分品があるといえるでしょう。
好感を持たれる品のあるいい男を目指すなら、自分の食べ方を一度見直してみてくださいね。
人の悪口や愚痴を言わない
品のあるいい男は、人の悪口を言うことはありません。
相手を尊重し、敬意をもって接し、他者を許す余裕があって穏やかで包容力があるため、その場に相手がいてもいなくても悪口が口をつくことがないのです。
また、愚痴を言ってうっぷんを晴らしたり、周囲に不快な思いをさせないというのも、品格のひとつです。
ストレスで悪口や愚痴を言ってしまうという方は、普段からネガティブな言葉を発しないように意識し、ポジティブな言葉を積極的にいうようにするとよいですよ。
店員にも丁寧
やたらとお店で偉そうな態度をする人っていますね。明らかにこれは下品。
上品ないい男は店員さんにも丁寧に接するものです。
相手も仕事。「お客様は神様」ではありません。
店員に横柄な態度で接する男性は、それだけで一発アウト。
誰に対しても公平に礼儀正しく接する、これは品が良い男の第一条件といっても過言ではありません。
基本的に、品のあるいい男は、ガツガツしておらず、余裕があって、良い意味でマイペース。
周りに左右されることが多い、自分の立ち位置を思わず測って損得勘定だけで動くことが多いという方は改めましょう。
いい男の条件とは?ファッション・外見編
最後に、品のあるいい男のファッションについて解説しますね。
清潔感がある
品が良い男性は、もれなく清潔感を大事にしています。
シャツやスーツにしわや汚れがないのは当たり前。さらに清涼感のある香りを身にまとい、いるだけでその場がワンランク上の雰囲気になります。
ファッションだけでなく、スキンケアやヘアケア、ハンドケアにもしっかり気を配っているので、見た目も常にクリーンです。
アクセサリーなど過剰な演出をしない
品がある人は、じゃらじゃらしたアクセサリーや高級ブランドの時計、肌みせなど過剰な演出をしないものです。
いわゆる、素材で勝負。
清潔感のあるファッションと所作の美しさだけで、飾り立てている男性よりもはるかにセクシーに見えることでしょう。
上質なものを長く大事に使う
オトナないい男は、身に着けるものは上質なものを選んでいるものです。
フェイクレザーではなく本革、化繊ではなくシルクなど素材選びや、作りの良さを重視。使い捨てではなく、気に入った上質なものを大事に長く使い、愛着を持って使っています。
それは、ファッションの傾向にもあらわれてます。どちらかというと、シンプルで正統派。
自分に似合うものを選ぶ確かな目を持っているので、むやみにトレンドを追うこともありません。
品のいい男を目指そう!
男も女も憧れるいい男、それは基本的に穏やかですが確かな芯を感じさせ、相手に敬意を払って行動する品のある男性です。
そんな品が良い男性と向き合う人は誰しも「この人とはしっかり付き合いたい」「適当な対応はしてはいけない」と思うことでしょう。
つまり、品の良さは、いい男であるための大事な要素であるだけでなく、ビジネスやプライベートで自分や周囲の人が気持ちよく過ごすためにも大事な要素であるのです。
あなたも、品を感じさせる所作やファッションを取り入れつつ内面も磨き、女性からだけでなく男性からも好感を持たれる品性のあるいい男を目指しましょう。