「調子に乗って日焼けしすぎた・・・」「日焼けってそのまま放置するとシミになるってホント?」
今年の夏は例年になく猛暑だったので、海辺やプールでエンジョイした方も多いことでしょう。あるいは、キャンプや登山で大自然を満喫!
そんな真夏のノリで焼きすぎてしまって、少し涼しくなってきた今、後悔していませんか?
日焼けは、軽く見ていると後で手痛いしっぺ返しをくらいますよ。
ただでさえ強い夏の紫外線はお肌の大敵。
日焼け止めなど十分な対策を取らずに無防備に日焼けをしてしまったら、すぐに適切なアフターケアを。
日焼けをしたら、直後のスペシャルケアはマスト!適切な日焼けのケアをして、健やかな肌を保ちましょう。
今からでも何会う日焼け対策を。
日焼けのアフターケアについて
男性の中には、いまだに「たかが日焼け」「日焼けは男を魅力的に魅せるもの」と勘違いをしている方も多いですね。
確かに日焼けをした肌は引き締まった印象を与えます。が、女性の率直な意見としては、日焼けで黒光りしているような男性や日焼けが残ってくすんだ肌の男性は生理的に無理という方も多いので、まずはその勘違いを改めましょう。
また、日焼けはシワやシミなど老化の原因となるなど肌にとって非常に有害。
若いうちは、日焼けをしてもその後の肌に変化はないように思われるかもしれません。
しかし、紫外線による肌のダメージは確実に肌に蓄積されており、加齢とともにシワやシミ、たるみなどを引き起こします。
何年か先の老化に確実に繋がっている今の日焼け。
その連鎖を断ち切るために、「たかが日焼け」と甘く見ることなく、徹底的にお肌をいたわる直後のアフターケアが必要不可欠なのです。
日焼けの種類
日焼けには2種類ある
日焼けには、2種類あります。
- 肌が赤くなるサンバーン(sunburn)・・・紫外線に当たって数時間後から現れ、2~3日続く
- 肌が黒くなるサンタン(suntan)・・・肌の赤みが消えたあとに残る
同じ量の紫外線を浴びても日焼けの程度は個人差がありますが、一般的に肌の白い人ほど日焼けしやすいといわれています。
紫外線は3種類
日焼けを引き起こす紫外線にはUV-A・UV-B・UV-Cの3種類があります。
紫外線の種類によって日焼けの種類・人体に及ぼす影響が異なります。
肌を黒くするUV-B
一般的な「日焼け」はUV-Bによるものです。いわゆるやけどのような症状を引き起こします。
UV-Bは肌表面にダメージを与えるだけでなく、過剰なメラニン色素をつくり、色素沈着してシミやソバカスの原因になります。
肌内部を破壊するUV-A
肌内部にまで入り込み、真皮にある肌を構成するコラーゲンやエラスチンなどハリを保つための成分を作り出す細胞を破壊するのがUV-Aです。
肌表面にダメージを与えるUV-Bのような目に見える変化はありませんが、UV-Aによって肌内部の細胞がダメージを受けると、乾燥やハリのなさ、たるみなど肌の老化を招きます。
UV-Aが怖いのは、晴天だけでなく曇天でも雲を突き抜け、ガラスやカーテンを透過して降り注ぐという点です。
地上には届かないUV-C
紫外線の中でも最も危険なのがUV-Cですが、オゾン層で吸収されて、私たちのところまでは届かないのでご安心ください。
有効時間72時間が勝負
日焼けのアフターケアは、日焼け後72時間以内に確実に行うことが重要です。
秋になったからと言って、アフターケアが無効化というとそういうことではないのでしっかりとケアを。
日焼けのUV-Bによる肌のダメージであるサンバーンは日焼け直後に起こります。肌が赤くなるだけでなく、炎症や水ぶくれなどの症状は体内にこもった熱が原因。
ここで適切なケアをしないと、症状がさらに悪化して病院での治療が必要になることもあるので、日焼けをしてしまったと感じたらすぐにアフターケアをしましょう。
アフターケアの仕方
「日焼けした!」と感じたら、すぐに次の日焼けケアを行いましょう。
①まず冷やす
日焼けをしてしまった!と感じたら、症状があらわれていなくても必ず保冷剤やで冷やして内部の熱を取りクールダウンさせましょう。
手元に冷たいものがない場合は、流水でもO.K。冷たいシャワーか水風呂でひやしてください。
日焼けがひどい部分だけでなく日差しを浴びた部分はできるだけ冷やすようにしましょう。
②しっかり保湿
日焼けした部分の熱が取れたら、次はしっかりと保湿をしましょう。
肌の乾燥は、ターンオーバーを乱し、さらに肌の回復を遅らせてしまいます。
セラミドなど保湿力の高い成分を配合したローションでたっぷりと乾燥した部分に潤いを与え、肌が乾燥しないように気を付けてください。
ローションで丁寧に保湿したら、美容液、さらにミルクやクリームなど油分の多いアイテムでフタをしてあげることもお忘れなく。
余裕があれば、パックなどをするのもおすすめです。
③肌の内側からも日焼けケア
紫外線に当たった肌のケアとともに行いたいのが内側からの日焼けケアです。内側からのケアとは、日焼け対策に役立つ食事を積極的に摂ることです。
紫外線対策として有効と言われている食材は、
- リコピン・・・トマト
- βカロチン・・・・サツマイモ
- スルフォラファン・・・ブロッコリー
- フラボノイド・・・お茶、ダークチョコレート、アーモンド
- ビタミンA、C、E・・・緑黄色野菜、果物、レバー・たまご・ごまなど
- オメガ3脂肪酸・・・鮭、サバ、マス、にしん、イワシ
特にビタミンA、C、Eは、おたがいに補いながら活性酸素を除去するはたらきがあるので、一緒に摂ることがおすすめです。
秋だからと諦めない!今から少しの意識を
日焼けは、夏の風物詩と思っている方も多いことでしょう。
しかし、その日焼けのダメージが肌表面・内部に蓄積されていくと、確実に肌の老化を早めることになります。
日焼けを引き起こす紫外線は一年中私たちに降り注いでいるので、夏に限らず、毎日の日焼け止めなどのケアは健康的な肌を維持するためにマストです。
が、それに加えて強度の日焼けをしやすい夏はさらに念入りに日焼けケアを行うと同時に、日焼けをしてしまったなと感じたら72時間以内にしっかりアフターケアをしましょう。
メンズのモテ肌をキープする極意ですよ!