「男のムダ毛のお手入れは今や当たり前?」「ムダ毛の多い男は嫌われる?」
その質問、すべて正解です!
近年、ムダ毛のお手入れは男性にとっても、身だしなみの一つ。
当たり前の身だしなみができていない男性の評価は、言うまでもなくダダ下がりになることでしょう。
とはいえ、どうやってムダ毛のお手入れをするべきかお悩みの男性も多いはず。
今回は、ムダ毛の代表的なお手入れ法である抑毛・脱毛・除毛の3つの方法の説明と、それぞれのメリット・デメリットを解説。
この記事を読んで、自分に合ったムダ毛のお手入れ方法を見つけて、ムダ毛のない爽やかイケメンを目指しましょう!
メンズも気になる毛の処理・どう違う?
抑毛・脱毛・除毛、この3つの方法がムダ毛のお手入れ方法の代表的なものです。
それぞれの処理方法について説明します。
気になる違いその1:抑毛
抑毛は、「毛が生えてくることを抑制したり、毛を目立たないようにする」お手入れ方法です。
ムダ毛の生えてくる細胞やヘアサイクルに働きかける成分を配合した抑毛剤を使い、濃くて太いムダ毛も徐々に細く柔らかい毛へと変えていき、最終的にはムダ毛を目立たなくしていきます。
具体的には、抑毛ローション・抑毛クリーム・抑毛ジェルなどを使って行います。
気になる違いその2:脱毛
脱毛は、その名の通り「毛を抜く」お手入れ方法です。毛穴から生える毛を根本(毛根)から抜くので即効性は抜群。
しかし、強引に毛を引き抜くのでデメリットも多い方法です。
具体的な方法として、毛抜き・テープ・ブラジリアンワックス・家庭用脱毛器・光脱毛(脱毛サロン)・医療レーザー脱毛(医療クリニック)などが挙げられます。
気になる違いその3:除毛
除毛は、「肌の表面に見えている毛だけをカットする」お手入れ方法です。毎朝行っている髭剃りも、除毛の一種。
具体的な方法として、 カミソリ・電動シェーバー・除毛クリームなど。
抑毛メリットデメリット
まずは抑毛について、お手入れ方法とそのメリットとデメリットを解説。
お手入れ方法
抑毛は、抑毛ローションや抑毛クリームなどの抑毛剤を使ってムダ毛のお手入れをしたい部分に塗りこんで行います。
抑毛剤には、
- 体毛を柔らかくするタンパク質を分解する成分(パパイン酵素・パイナップルエキスなど)
- 抑毛効果をもたらす女性ホルモンのエストロゲンに類似した働きをする成分(大豆やザクロ系の成分)
などが配合されているとされることが多く、表記されていることも。
今生えている毛を目立たなくさせつつ、女性ホルモン様成分で毛乳頭に働きかけるというアプローチでムダ毛のケアをします。
抑毛のメリット
- 手軽にできる
- 広範囲に使える
- 肌に優しい
- 美肌作りにも役立つ
抑毛は、抑毛剤を塗りこむだけなのでとても手軽な上に広範囲のムダ毛ケアができるので面倒くさがり屋の方にぴったりです。
また、大豆イソフラボンなどは美肌作りにも役立つため、ざらざらや毛穴などの肌トラブルの解消にも働きかけることができ流とも言われています。
後述のように、すぐにムダ毛をなくすことはできないというデメリットはありますが、地道に使い続けることでムダ毛のお手入れの手間は大幅に軽減される上に肌までキレイになる一石二鳥のケア方法です。
抑毛のデメリット
- 即効性がない
- 効果に個人差がある
抑毛の最大のデメリットは即効性がないということです。
毛のサイクルに働きかけ、徐々に毛の質や量を変えていくため、すぐにムダ毛を見えなくしたいという方にはオススメできません。そのため、剃刀やシェービングなどの除毛と組み合わせて使うと良いでしょう。
脱毛メリットデメリット
近年男性サロンも増えた脱毛。お手入れ方法とそのメリットとデメリットは?
お手入れ方法
脱毛にはいくつか方法があります。
- 毛抜き 毛を根本からピンセット等で引き抜く方法
- テープ・ブラジリアンワックス テープやワックスを肌につけ、剥がして毛を引き抜く方法
- 家庭用脱毛器・光脱毛(脱毛サロン)・医療レーザー脱毛(医療クリニック) 光やレーザーで毛根にダメージを与えて毛を抜きつつ、毛が生えにくくなるようにする方法
自宅で手軽にできるのが毛抜き・テープ・ブラジリアンワックス・家庭用脱毛器、専門の機関で行うのが光脱毛・医療レーザー脱毛です。
脱毛のメリット
- 手軽にできる
- 即効性がある
- 自宅の脱毛は低コスト
- 永久脱毛ならお手入れの手間がカットされる
- 専門機関ならデリケートゾーンなどのお手入れもできる
脱毛の最大のメリットは手軽さと即効性です。
ムダ毛そのものを抜いてしまうので、すぐにムダ毛をなんとかしたい!という時にはとても便利です。
ただ、その分、デメリットも多くなります。
脱毛のデメリット
- 肌や毛根を傷めるおそれがある
- 色素沈着や肌荒れの原因に
- 脱毛時に痛い
- 専門の機関での脱毛は費用が高い
- 専門の機関での脱毛は時間がかかる
自宅で行う脱毛のデメリットとして挙げられるのが肌や毛根へのダメージと毛を抜く際の痛みです。
毛抜きやテープやブラジリアンワックスなどは、強引に毛穴から毛を抜き出すため、毛穴を無理に開き、周囲の肌を傷つけるおそれがあります。そこに雑菌が入ると炎症を起こしたり、色素沈着など肌荒れを起こす可能性もあります。
また、とにかく痛いのがネック。
専門機関での脱毛は、その点は十分に注意されていますし仕上がりもキレイなのですが、費用が高くなる・完全に脱毛しきるまで時間もかかるというデメリットも。
除毛メリットデメリット
男性にとっては身近な除毛。お手入れ方法とそのメリットとデメリットを解説。
お手入れ方法
除毛は、剃刀やシェーバー、除毛クリーム等を使って、肌表面に出ている毛をカットする方法です。
除毛クリームは、ムダ毛のケアをしたい部分にクリームを塗って毛の成分であるタンパク質を溶かして除毛するもの。
除毛のメリット
- 手軽にできる
- 即効性がある
- 自宅で行う場合は低コスト
除毛の最大のメリットも手軽さと即効性です。
除毛のデメリット
毛穴から出ている部分のムダ毛そのものをカットするので、すぐにムダ毛をなんとかしたい!という時にはとても便利です。
- 除毛のデメリット
- 肌にダメージを与える
- すぐに毛が生えてくる
- できない場所もある
剃刀やシェーバーなどで行う除毛は、毛をカットするときに皮膚まで削ってしまい、肌を傷つけるおそれがあります。
また、除毛クリームは毛だけでなく同様にたんぱく質でできている肌にも作用するので肌にも多少のダメージが与えられるおそれも。
また、出ている部分を取り除くだけなので、その効果はあくまでも「その場しのぎ」でしかありません。毛根部分はそのままですから、時間が経てば同じように毛が生えてきます。
他にも、デリケートゾーンなど剃刀やシェーバー、脱毛クリームを使えない場所もあるのでご注意ください。
自分にあった毛の処理法を見つけよう。
抑毛・脱毛・除毛のそれぞれのお手入れ方法やメリット・デメリット。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、ムダ毛のお手入れをどれか1つに絞るのではなく、上手に組み合わせるのが賢いやり方です。
イイ男は、ムダ毛の処理にもぬかりなし!箇所によっては不潔でだらしない印象を与えて嫌悪されるムダ毛をしっかりケアして、爽やかで好印象を与えるモテ男を目指しましょう。