スキンケアに関するメンズの関心は高まってきており、化粧水を使う人も多くなっています。ですが、自分の肌質を知ったうえで化粧水を選んでいる人は意外と少ないもの。
いくら売れている化粧水でも、自分の肌質に合わないものを使い続ければ効果はみられません。それどころか逆効果になることも。
また高価すぎるものを使うとケチってしまい、やはり効果は半減してしまいます。今回は、メンズ向けの自分の肌質に合ったプチプラな化粧水を肌質別にご紹介。
メンズの肌はトラブルを起こしやすい?
メンズの肌は複雑です。
男性ホルモンの影響で、女性に比べて皮脂の分泌量は多いのに、水分は少なめ。皮脂を取ることにばかり気を取られていると、水分量はさらになくなり「乾燥しているのに脂ぎっている」という複雑な状態に。
それに加えてメンズには、髭剃りという肌には過酷な習慣があります。髭剃りは角質ごと削り取ってしまう行為ですから、当然肌には大きな負担をかけます。
また日焼け止めを塗る習慣がないと、毎日浴びる紫外線も肌には強い刺激になります。
こういったことを適当に放置していると頻繁な肌トラブルだけでなく、後年、シミやしわ、たるみとなって表れやすくなるので、要注意。
そんなメンズの肌にはやはり化粧水は必要です。肌の油分と水分のバランスを調整し、かつ潤いを与えてくれる役割を果たしてくれます。
知ってる? 自分の肌質
メンズの肌質はおおまかにいって6タイプに分かれます。
- 普通肌
- 脂性肌(オイリー肌)
- 乾燥肌
- 混合肌
- 敏感肌
- インナードライ肌
もっとも理想とするのは、水分と油分のバランスが整い、顔が全体的にしっとりしていてTゾーンが脂っぽくない普通肌です。
顔はしっとりしているけれど額や鼻が脂っぽいなら脂性肌。ニキビや吹き出物が出やすいのが特徴です。乾燥肌は逆に顔全体はつっぱっていて、頬や目・口周辺カサカサしています。
混合肌は、オイリー肌と乾燥肌が混じっている状態の肌です。
敏感肌は、肌が外部からの刺激に敏感になっています。肌のバリア機能が低下しているため、肌トラブルが出やすい状態の肌のことを指します。
インナードライ肌は、一見脂っぽいようにみえてつっぱり感があります。自分の肌質を知らないまま、自分に合った化粧水をみつけることは至難の業。
そのためにはまずは自分の肌質を知ることが重要になりますが、ありがちなのが、自分の思い込みで肌質を判断してしまうこと。
市販の肌質チェッカーを使うなどして、客観的に自分の肌質を把握しましょう。肌質チェッカーは肌に金属部分を当てるだけで、その時の肌の水分量と油分量が測定できる便利なグッズです。
2000円台で購入できるものが多いので、気になる人はチェックしてみて。
3大肌質におすすめの化粧水
脂性肌(オイリー肌)
洗顔後なにもしないと、30分もするともう顔がテカリだすなら脂性肌です。皮脂の分泌過多のため、ニキビや吹き出物ができやすいのもこのタイプ。
そんな脂性肌におすすめな化粧水はさっぱりタイプのものを。皮脂の汚れをしっかり取りつつ、たっぷりうるおいを補給してくれるクール感強めの化粧水です。皮脂吸着パウダーが入っているので、とろみがあるのにさっぱりしている不思議なテクスチャー。
薬用成分 グリチルリチン酸ジカリウム)配合で、ニキビや肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
乾燥肌
脂性肌とは反対に、洗顔後すぐに顔がつっぱってカサカサしてくるのが乾燥肌です。このタイプの肌は角質の内部の水分が不足しているため、つねに口の周りが粉をふいたように荒れたり、乾燥のためにかゆみが出たりします。
乾燥肌には、しっとりタイプの化粧水がおすすめ。しっかり重ねづけするほどに肌へのなじみが増す、大人気の化粧水です。乾ききった肌には、ローションパックでさらにうるおいを。プチプラなので思い切りバシャバシャ使えるのがうれしいですね。
敏感肌
ちょっとした刺激にも肌が反応してしまう敏感肌には、敏感肌に特化した低刺激の化粧水がおすすめです。
肌を保護してくれる成分をたっぷり配合に加えて、香料やアルコールなど肌に負担になるものを極力取り除いた化粧水。こちらもプチプラなので、惜しみなくたっぷり使えます。岩手県釜石の天然水使用。
化粧水を惜しみなく使って肌トラブル知らずの肌に!
肌荒れやニキビなどに悩まされなくなれば、気分も晴れる日が増えますね。
そのためには自分の肌質を知ること、そして肌や角質のコンディションを整えしっかり保湿してくれる化粧水が強い味方になってくれます。
高いものをケチケチ使うのではなくバシャバシャ使えるプチプラ化粧水をみつけて、スキンケアライフを充実させましょう!