「効果のある化粧水の使い方が知りたい」男性でも化粧水を使ったスキンケアをすることは当たり前になっています。
これまでなんとなく取り入れていた化粧水についてどのような役割を持っているのか勉強し、肌に自信を持っていきましょう。
化粧水の効果・役割
化粧水は基礎化粧品の一つで、肌に水分を与える役割を持っています。
化粧水と名がつくので水分補給という意味は理解できているメンズも多いと思いますが、肌は水分を与えるだけではケアへの限界があります。
そこで最近の化粧水は水分以外にも多くの美容成分が配合されています。
水分を保持することで高まる効果は肌の弾力です。ガチガチに固まった肌では成分の浸透率は低下しますが、毎日しっかり化粧水で水分を与えることでもちもち肌に近づけることができ、さらには他に配合される美容成分の効果も高まります。
その美容成分というのも種類は豊富ですが、特に保湿効果の高いグリセリンは再生機能を促し美肌のための土台作りに効果を高めます。
また皮膚を柔らかくするエモリエント成分も化粧水にはよく配合されています。肌を柔らかくすることで肌内部の機能が高まりターンオーバーの乱れを整え、血行促進効果も高めてくれます。
これまで化粧水の軽めのサラサラとしたテクスチャーから水分だけを補うアイテムと思っていた人も、化粧水には美肌つくりの土台を整えるために欠かせない成分も同時に配合されていることを理解し、ケアへの意識を高めていきましょう。
ただし化粧水の成分の約80~90%が精製水でできています。その他にも美容効果を高める成分が入っているのですが、化粧水だけではやはり肌ケアも限界はあるのです。
男性でも乳液は必要!
化粧水の役割を理解し、正しい使い方を習得したら必ずもうワンステップ忘れずに取り入れてほしいケア方法があります。
それが乳液です。メンズはベタベタ感が苦手で乳液を避けてしまいがちですが、せっかく肌を綺麗に洗顔して必要な成分を肌内部に与えてもフタをしなければその成分も徐々に蒸発してしまいます。
そこで蓋の役割を持つ乳液で最後のケアを完了してあげましょう。
必要な成分にしっかりフタをすることでこれまでのケアの効果をより早期に感じやすくなります。
目に見える変化があるとケアに対するモチベーションも変わってきますよね。そこで最後の仕上げとして乳液を取り入れていきましょう。
正しい洗顔・化粧水・乳液の方法とは?
洗顔〜スキンケアまでのポイントは3つです。しっかりと理解した上で、スキンケアまでを行いましょう。
1. キメの細かい泡で洗う
洗顔の中で一番面倒と感じる人も多いと思いますが、やはり始めにしっかり泡を立てておかないと肌に摩擦を与えてしまう原因になります。
100均でも販売されている泡立てネットはとても便利です。少量でしっかり泡立ちモコモコ泡が作れます。
2. 皮膚に直接当たらないくらい優しく手を転がして洗顔する
メンズは特に汗をかきやすく、ベタつきを感じてしまうので洗顔でゴシゴシ洗いがちです。肌への摩擦は絶対に避けなくてはいけません。乾燥だけでなく角質層を傷つけます。
モコモコ泡を作ったら泡を転がして洗顔するイメージで慣れるまでは何度も何度も意識して行いましょう。
3. 綺麗なタオルで程よい力で押すように拭く
泡をしっかり立てて優しく洗顔できたら終わりではありません。最後に綺麗なタオルでこするのではなく程よい適度な力でゆっくり肌を押すように拭きましょう。
丁寧に洗顔ができたら、次のステップの化粧水の浸透率も高まります。
⒋化粧水を500円玉の大きさで手に取りゆっくり浸透させる
両手でしっかり顔の内側から外側にゆっくり手を移動させながら押し込むように化粧水を浸透させます。
⒌100円玉の大きさの化粧水を手に取る
小鼻周りや口元の輪郭、目元など細かいパーツに指を使って化粧水をプラスします。よゆうがあれば、1円玉の大きさ程度の化粧水を指に取り小鼻周りや口元の輪郭、目元など先ほどプラスしたパーツにフタをするように化粧水を与えましょう。
⒍乳液を100円玉くらいの大きさで手に取る
乳液も同じようにゆっくりと浸透させますが、化粧水よりも少しだけ少なめでOK!乾燥がひどい時だけは、化粧水も乳液も同じくらいの量で。乳液はいわば、潤いを閉じ込める蓋です。
まとめ
メンズのスキンケア効果を高めるための鍵は、正しい使い方とそのアイテムがどのような役割を持つか理解することです。
同じケアをしていても役割を理解して正しい使いかで取り入れる人と、なんとなくケアをしている人では効果にも差が出ます。
せっかくなら肌の変化を実感したいですよね。そこで今回まとめた化粧水の役割をもう一度確認して、その役割本来の効果を早期に高めるために正しい使い方で賢くケア効果を高めていきましょう。