「角質ケアすると肌がきれいになるって聞いた」
「おすすめの商品が知りたい」
肌に角質が溜まることはごわつき、くすみの原因となります。
ここではスクラブ洗顔・ピーリング・ゴマージュといった角質ケアの方法3つをご紹介します。あなたの肌に合った角質ケアの方法を見つけましょう!
目次
角質が溜まる原因5つ
ターンオーバーの乱れにより、本来剥がれ落ちる古い皮膚が肌に溜まってしまうと、角質肥厚を引き起こしてしまいます。
角質が溜まるとくすみやザラつき、イチゴ鼻やニキビなど様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そんな厄介な角質ですが、原因が分かれば自ずと対策もしやすくなります。
角質が溜まる5つの原因を詳しくみてみましょう。
原因1. 乾燥
美肌の大敵である乾燥。
肌の水分量が足りず乾燥していると、肌の代謝が悪くなり新しい肌細胞が出来にくくなってしまいます。
肌は本来新しい皮膚に押し上げられ、古い皮膚がどんどん剥がれ落ちて生まれ変わり続けています。
新しい皮膚が作られないと古い皮膚が剥がれ落ちず、肌に留まり蓄積されていってしまいます。
角質が溜まり厚くなった皮膚は更に乾燥しやすくなり、悪循環に陥ってしまいます。
原因2. 摩擦
洗顔や肌のお手入れ時など様々な場面で肌摩擦は起こりやすく、敏感な肌はほんの少しの摩擦でも傷ついてしまいます。
摩擦が頻繁に起きると肌の防御反応が活発になり、肌を守ろうと動き始めます。
摩擦により肌内部が傷つくことを防いだり水分の蒸発を防ごうと、古い皮膚を溜め込み皮膚を厚くし結果角質肥厚を引き起こしてしまいます。
原因3. 加齢
加齢によって全身の代謝が落ちる事で、ターンオーバーが乱れ皮膚の生まれ変わりのサイクルがうまく機能しなくなってしまいます。
そのため古い皮膚が剥がれ落ちず、角質となり様々なトラブルに繋がってしまいます。
原因4. 紫外線
先程の摩擦と同じく、紫外線も肌に強い刺激を与えます。
肌の防御反応が高まり、肌を守ろうと古い皮膚を溜め込んでしまいます。
また角質肥厚の原因でもある乾燥を引き起こすなど、肌にとって百害あって一利なしな紫外線。
角質トラブルの大きな要因となっています。
原因5. ホルモンの乱れ
ホルモンの乱れ=肌代謝の乱れとなり、皮膚の生まれ変わりが正常に行われなくなってしまいます。
代謝が悪くなると新しい皮膚が正常に作られないので、皮膚がどんどん古くなり角質化し溜まっていってしまいます。
角質ケア3つの方法
溜まった古い角質は肌トラブルはもちろん、化粧水の浸透も悪く、スキンケアにも影響が出てきてしまいます。
ザラつき・くすみのない、つるんとした肌に近づけるため角質ケアが重要になりますよ。
1.スクラブ洗顔
スクラブ洗顔はごく小さな研磨剤を配合した洗顔料で、この研磨剤が古い角質を削り落としてくれます。
古い角質を落とすとこで、ターンオーバーをの働きを助け正常な周期に近づける手助けができます。
このスクラブにも様々な種類があり、効能によって使い分ければ好みの肌に近づけます。
・シュガースクラブ
砂糖由来のシュガースクラブは保湿性も高く、水に溶けやすいため肌への負担も少なく優しい洗い心地です。
・ソルトスクラブ
塩由来のソルトスクラブは塩化ナトリウムやマグネシウムの、発汗作用や引き締め効果が得られむくみやダイエットにもおすすめです。
・重曹スクラブ
重曹は油汚れに強く、皮脂をガッツリと落としたい時におすすめです。
溜まった頑固な角質も浮かせてつるんと落としてくれます。
・クレイスクラブ
クレイとは粘土鉱物のことを指し、吸着力が高いのが特徴です。
その吸着力の高さから角質や汚れを吸い取りサッパリと落としてくれます。
またデトックス効果もあり、皮脂汚れやくすみが気になる人におすすめです。
2.ピーリング
ピーリングは薬剤の力によって肌表面の古い角質を溶かしたり削ったりして、角質を取り除く方法です。
不要な皮膚を一枚剥がすイメージで、肌色が明るくなりくすみ・ザラつきの改善に効果を発揮します。
またイチゴ鼻など角質が溜まり目立ってしまう毛穴にも効果があり、黒ずんだ毛穴も綺麗になります。
3.ゴマージュ
ゴマージュはフランス語で角質除去を指し、ハーブの種などを細かくしたパウダーなどを使用し行います。
肌に塗り優しくマッサージをしながら角質ケアができ、植物由来のパウダーが滑らかな素肌に整えてくれます。
溜まってしまった角質をオフし黒ずみやくすみのない明るい素肌に整えてくれます。
スクラブやピーリングに比べて肌への負担が少なく、オーガニックのハーブを使用したものなどもあり人気を集めています。
洗顔とピーリング、どの順番でやるべき?
デイリースキンケアの一般的な手順は
1.クレンジング
2.洗顔
3.化粧水などスキンケア
の順になります。
そこにスペシャルケアのピーリングを追加する場合は、洗顔の後がおすすめです。
順番は商品によって違う場合もあるので、使用する商品の使い方をよく確認して使ってくださいね。
肌がくすんで見えたり、肌がザラついて化粧ノリが悪いなどコンディションが悪いなと思ったらピーリングの出番です。
肌は約一ヶ月周期で新しく生まれ変わります。
定期的にピーリングを行えば、うまく剥がれ落ちなかった古い角質を除去し肌トラブルを未然に防ぐことができます。
正しいピーリングのやり方
ピーリングは効果絶大なかわりに、間違った方法では逆に肌を傷つけてしまう恐れがあります。
ピーリングをする際に気をつけたいポイントは4つです。
1.Tゾーンを中心に行う
ピーリングは古い角質を除去するのが目的なので、顔全体に行う必要はありません。
皮脂の分泌が多く、角質の溜まりやすいおでこから鼻にかけてのTゾーンを中心に行いましょう。
頬などのフェスイラインに沿ったUゾーンは皮膚も薄くデリケートなので、気になる時にだけ行い普段は出来るだけ避けましょう。
2.時間を守る
ピーリングは肌表面を溶かし古い角質を除去します。
そのため長時間薬剤を乗せたままにすると、健康な肌まで傷つけてしまう恐れもあります。
商品によっては時間が定められているものもあるので、使用方法を確認し時間を守りましょう。
3.ピーリングは多くて週1
ピーリングの目的は剥がれ落ちることができなかった古い角質を除去することです。
ターンオーバーは約一ヶ月周期で行われ、新しい肌に生まれ変わっていきます。
その周期で落ち切らなかった角質を除去するので、頻繁にピーリングを行う必要はありません。
気になるからと頻繁にピーリングをすると健康な肌を溶かしてしまうことになるので頻度は厳守しましょう。
4.力を入れすぎない
肌への摩擦は角質の原因である乾燥を招きます。
また摩擦によるダメージで傷がつき炎症をおこしたり、繰り返すことで色素沈着しシミになるなどトラブルの元になります。
出来るだけ摩擦が起きないように力加減に注意をしましょう。
まとめ
角質ケアには大きく分けて3種類あり、それぞれケア方法や特徴が異なります。
自分の肌に合った角質ケアを見つけて、透明感のあるツルツル素肌を目指しましょう。