髭の処理は大人の男性として大事な身だしなみでありマナーですね。
ただ、普段何気なく行っているひげのお手入れ、もしかしたら間違っているかもしれませんよ。
髭の間違った処理は、様々なトラブルを引き起こすきっかけになってしまいます。
また、印象を悪くし、自身の評価を下げる原因になることも…。
今回は、すぐに止めたい間違ったひげのお手入れ方法と、正しい処理方法をご紹介しましょう。
間違ったひげの処理方法
実は怖いこといっぱい…ひげを抜く
髭が目障りだと髭を毛抜きで抜いてしまう方がいらっしゃいますが、これはNGな方法です。
無理やり毛抜きで髭を引き抜くことで、
・埋没毛・毛嚢炎・多毛化・硬毛化
・吹き出物、ニキビ
・色素沈着
などのトラブルが起きやすくなります。
抜いた後、ちくちくしないし、しばらく生えてこないので楽と思われるかもしれませんが、上記のようなリスク満載の方法なので止めるようにしましょう。
雑さが不潔に…適当に髭を剃る
髭なんて適当に剃ればよいと事前の準備も行わず雑に髭を剃っていると、不必要に肌を痛めてしまうので要注意です。
しかも、肌荒れが起きると、肌を守ろうと髭が濃くなり青髭になってしまうおそれもあります。
また、傷ついた部分に雑菌が入ると肌トラブルを起こし、皮膚科のお世話になることにもなりかねません。
そこまでいかなくても、色素沈着や色ムラ、凸凹肌など見た目的に小汚い印象を与える肌にしてしまい、見た目の印象を悪くしてしまうこともあります。
だらしない印象に…適当に伸ばす
俺の髭はワイルドでかっこいい!と思っているのは実は本人だけ…ということもよくあります。
実際、「髭を伸ばしている男性」は好き?嫌い? という女性のアンケートでは、
好き 21.1%
嫌い 79.0%
と約8割もの女性が髭にはあまり良い印象を持っていないようです。
しかし、ダンディな印象を与えるかっこいい髭なら良く、手入れを怠っているだけなのかどうかの境界がわからないような髭は絶対にダメと、OKとNGのラインが曖昧。
男性からすると、判断が難しいところです。
髭は、顔の雰囲気や作り、バランスに合わせて整えないと素敵に見えないので、最初から自己判断でカットするのはかなり危険のようです。
正しい処理方法でかっこよくキメる!
正しく髭を剃る
最もオーソドックスな髭の処理方法である髭剃りは正しく行うことが大事です。
髭の生えている方向を確かめる
髭剃りの前に、まず自分の髭の生えている方向・流れを確認しておきましょう。
逆ぞりは髭を深剃りしてしまい、皮膚も傷めてしまいます。
ホットタオルで温める
髭の流れを確認したら、次にホットタオルで剃る部分を温め潤しましょう。
ホットタオルを使うことで、ヒゲが柔らかくなって剃りやすくなりますし、皮膚が保湿されてカミソリ負けしにくくなります。
また、リフレッシュやリラクゼーション効果、血行促進にもなり、肌のターンオーバーを整える役割も。
さらに、古い角質も剃り落とされて肌もワントーン明るくなるなど、ホットタオルを使うことのメリットはたくさん。
ホットタオルの作り方はとても簡単です。
タオルを水に濡らし緩めに絞り、電子レンジ対応の袋に水20㏄とともにいれて電子レンジで60秒ほど温めるだけ。
温めた後は、やけどに注意してお使いください。
清潔で切れ味の良いカミソリ・シェーバーを使う
刃は何度も使っているうちに切れ味が落ちます。
切れ味の悪くなった刃を使っていると、無意識に力が入り、不必要に深剃りしてしまい肌を傷つけてしまうため、定期的に刃を交換するようにしましょう。
目安として、T字カミソリは2~3週間、シェーバーは1年と言われています。
自分の肌に合ったシェービング剤を使う
シェービング剤には泡タイプとジェルタイプがあります。
泡タイプは短時間で洗い流せて便利である反面、泡で髭が見えずに剃り状態を目で確認しづらいというデメリットがあります。
一方、ジェルタイプは刃の滑りが良くなり滑らかに少ない力で髭を剃ることができますが、洗い流すのが少し面倒というデメリットがあります。
シェービングの際は、自分に合ったものを選ぶとストレスなく使えることでしょう。
髭の流れに沿って剃る
準備をしたら、あとは髭の流れに沿って力を籠めずに剃りましょう。
髭が濃いと力を入れて深剃りしたくなりますが、それは厳禁。
丁寧にすすいで保湿する
特にカミソリを使った後の肌は、乾燥しデリケートになっています。
髭を剃った後は丁寧にシェービング剤を洗い流し、しっかりと化粧水や乳液等で保湿しましょう。
脱毛する
毎日の髭剃りが手間だとお感じなら、思い切って髭脱毛をするのも一つの処理方法です。
家庭用脱毛器や脱毛ローションのほかに、メンズサロンやメンズクリニックで脱毛という方法があります。
特にメンズクリニックの医療脱毛は、毛根にレーザーを照射しダメージを与えて生えてこないようにする(医療行為)ため、半永久的に髭とサヨナラできます。
メンズサロンや家庭用脱毛器ではそこまでの出力を出せませんので、完全な脱毛はできないのでご注意ください。
髭のデザインをする
髭を剃る・無くすという方法以外の処理方法として、髭をデザインカットして整えるという方法があります。
どうカットしていいかわからないという方は美容室などで男性の髭のカットコースもあるのでご安心ください。
メンズクリニックやメンズサロンでもデザインカットができます。
自分でやりたいという方は、YouTubeなどでも髭のデザインカットのやり方など教えてくれるのでご覧になってチャレンジしてみるのもおすすめ。
ただ、ひげを整えるというのは、髭剃り以上に手間がかかります。
また、若い年齢の髭は上の世代の方からあまり好意的に見られない、精神的に不安定なのかな?と思われる、似合っていないとただの無精に見えるなどのリスクもあるのでご注意ください。
まとめ
放っておいても毎日生えてくる髭の処理方法にお悩みの男性は少なくありません。
だからといって、適当に何気なく処理していると、口回りが汚くなり、自分の印象や評価を下げてしまいかねないので正しいやり方を覚えて処理することが重要です。
今回、髭を剃る・無くす・整えるの3つの処理方法をご紹介しましたが、どの方法が自分に似合うか、まずはいろいろ試してみては?
そして、髭を正しくお手入れして、清潔感とさわやかさのあるかっこいい大人の男を演出して男をアゲましょう!