ようやく夏を越したと思ったら、肌がかゆい・赤くなる・カサカサするなどの肌トラブルが次々起こってうんざり・・・。
それは、もしかしたら秋の花粉症のせいかもしれません。
実は、花粉症は春だけでなく秋にも起こります。
特に猛暑を耐え抜き弱りきっている肌は外部からの刺激に敏感に。そこに秋に飛散する植物の花粉などが触れることで肌トラブルを起こしやすくなっているんです。
そこでこの記事では、秋の花粉症の説明と合わせて、すぐに取り組める花粉症対策、スキンケア方法、そして飛散する花粉対策に最適なおすすめブロックスプレー5選を解説します。
苦しめられる人続出。秋の花粉症とは
春のイメージが強い花粉症ですが、秋にもアレルギーを引き起こす物質(花粉)が飛散することで肌トラブル(花粉症)を発症することも多いです。
秋にアレルギー症状を引き起こすアレルゲンとなるのは、9~11月頃に花粉が飛散する以下の植物です。
キク科ブタクサ・ヨモギ
アサ科カナムグラ
イネ科カモガヤ など
これらは全国的に分布しているおなじみの植物なので、日本各地どこにいても誰であっても秋にアレルギー症状(花粉症)があらわれる可能性があります。
また、秋の花粉症の原因となるアレルゲンは花粉だけではありません。
夏に繁殖し、秋になると一斉に死んでしまうダニの死骸やフン、徐々に寒くなることで厚手になっていく服や布団などによるほこりなどでハウスダストといったアレルゲンも増えるといわれています。
さらに辛いのが、秋は肌が揺らぎやすい時期であること。
夏の強い紫外線や暑さでダメージを受けた肌はバリア機能が低下して刺激に敏感になっています。
普段なら問題のない程度の刺激でも反応してしまい、秋の花粉症を発症するケースも少なくありません。
秋の花粉症対策は「衣・食・住」が大事なポイント
肌がかゆくなる、赤くなる、ピリピリする…様々な不快な症状を引き起こす秋の花粉症から、夏を越して弱ったメンズの肌を守るためにまずは以下の対策を取りましょう。
(1)花粉をお部屋に持ち込まない
秋の花粉症は、草むらや川辺・土手などに生える雑草の花粉に肌が反応を起こすために起こります。
そのため、原因となる植物が生えているエリアには近づかないこと、外出から戻ったら、玄関の外で衣類やバッグ、髪の毛をはたいてから家に入ってください。
また、肌や髪にも花粉はついているのですぐに入浴・シャワーを浴びる、洗顔するのもおすすめです。
可能ならば、この時期は、
- 洗濯物は室内干しをする
- 布団は外に干さずに布団乾燥機などを使う
- 掃除機や粘着テープを使って部屋や衣類を掃除する
- 空気清浄機をフル活用する
花粉汚れを居住スペースにもち込まないことが重要です。
(2)生活を整える
花粉やハウスダストなど秋の花粉症で不快な思いをしないためにも、身体の内側からも対策を取りましょう。
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動する
- 栄養バランスの取れた食事を摂る
- 腸内環境を整える
特に重要なのが食事と腸内環境です。
免疫システムの60%が腸に存在するため、食事内容を見直し、腸内環境を整えましょう。
特に積極的に食事に取り入れたいのが、
- 腸内環境を整える善玉菌を多く含んだヨーグルト
- 善玉菌の餌となる食物繊維やはたらきをサポートする発酵食品
- 肌の代謝をアップするビタミンBが豊富な豚肉
- アレルギー誘発物質ヒスタミンの働きを抑えるDHA・EPAの多い青魚
- 免疫機能に作用しアレルギー症状を抑えるカカオポリフェノール(チョコレートなど)
- ヒスタミンの働きを抑えるカテキン(緑茶)や甜茶ポリフェノール(甜茶)
- フラボノイドの多いルイボスティー
などです。
サプリメントなどを利用するのもおすすめです。
お酒や高脂質の食べ物は花粉症のシーズンには極力食べないようにしましょう。
このように、秋の花粉症対策は「衣・食・住」が大事なポイントです。
衣類についた花粉を部屋に持ち込まない(衣)、お部屋の中の花粉を取り除く(住)、体調を整えて身体に働きかける食材を食べて免疫力をアップする(食)の3本立てで取り組みましょう。
秋の花粉症対策はスキンケアも徹底的に!
秋の花粉症対策として、肌を整えてバリア機能を高めることも効果的です。
(1)秋の花粉に負けない!正しいスキンケア
①肌に優しい洗顔を
秋の花粉症シーズンの洗顔は、弱っている肌・揺らいでいる肌を刺激しないことがポイントです。
- 顔を洗う前に手についている花粉や汚れを洗い流す
- 低刺激な洗顔料をたっぷり泡立てて顔をなでるように洗う
- ぬるま湯で優しく手早く洗い流す
- タオルに水分を吸い取らせるように水気をとる
注意したいのがタオルです。
外に干したタオルには花粉がついていることも多いので、室内干しにしたものを使いましょう。
②化粧水をたっぷりと
洗顔をした後は、たっぷりの化粧水で保湿をしましょう。
導入美容液を使うと、化粧水の浸透もよりよくなるのでおすすめ。
化粧水を塗るときは、パッティング・こするのはNG。
手のひら全体につけて体温で軽く温めてから、顔を軽くおさえるようにして吸収させます。
その後は美容液、クリームや乳液を使います。
また、花粉症による肌荒れが気になるときは、敏感肌用のスキンケアシリーズに変更するのも効果的です。
ちなみに、繊維が残って肌に刺激を与えるおそれや、つけるときの摩擦で肌に負担を与えるコットンを使うのはおすすめできません。
(2)秋の花粉症シーズンの正しい入浴方法
秋の花粉症シーズンは入浴方法にも気を付けて。
長風呂や熱めのお湯では、肌を守る皮脂膜・セラミドも溶けて流れ出してしまうので、時間・温度に気を付けて入浴しましょう。
また、セラミドなど保湿成分を配合した入浴剤を入れるのも肌の潤い・バリア機能を補強するのに効果的です。
入浴後はさっとタオルで拭いてからすぐにスキンケアを行ってください。
秋の花粉症対策に!外出先でも使えるおすすめブロックスプレー5選
最後に、花粉症対策に取り入れたいおすすめ花粉症アイテムを紹介します。
毎日の丁寧なスキンケアとプラスして、外出先でも手軽に花粉をブロックして肌をガードするスプレーを併用して、花粉症による不快な肌荒れを防ぎましょう。
MoriLabo 花粉 バリアスプレー
顔や髪のまわりに浮遊するスギ花粉をコーティングすることによりアレル物質の働きを低減させると同時に、肌や髪の表面をバリア層が包み込み、空気中のスギ花粉の付着を抑制してくれるスプレーです。ウォータリータイプの優しいミストで顔だけでなく髪の毛に花粉が付着するのもブロック。花粉だけでなくウイルスも99%ブロックしてくれます。
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¥748(税込)/ 内容 50ml | ¥748(税込)/ 内容 50ml |
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資生堂 イハダアレルスクリーン EX
従来比20%花粉ブロック成分増量したスプレー。微粒子吸着防止技術(特許技術)の成分と新ブロック成分を配合した透明ベールで花粉の肌への付着を抑制してくれます。PM2.5やウイルス対策にもおすすめ。天然温泉水配合、皮膚アレルギーテスト炭、防腐剤フリーで安心して使えます。
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¥3,720(税込)/ 内容 50g | ¥3,720(税込)/ 内容 50g |
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フマキラー アレルシャット ウイルス花粉 イオンでブロック
スプレーするだけで、陽イオンポリマー(プラスイオン)が顔や髪全体をコートして、花粉、ウイルス、PM2.5、黄砂をよせつけなくしてくれるスプレーです。粒子の細かいふんわりエアミスト、アルコールフリーで使いやすく、コスパも良いです。
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¥634(税込)/ 内容 65ml | ¥634(税込)/ 内容 65ml |
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資生堂 dプログラム アレルバリア ミスト
肌を守るオイル層とうるおいを与える化粧水層の2層タイプでみずみずしい肌へ導くミスト状化粧水です。花粉やチリ、ほこりなど気になる微粒子から肌を守る荒れるバリアテクノロジー搭載。均一な膜を張り巡らして、肌を守ってくれます。パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー、無香料、無着色。
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¥1,448(税込)/ 内容 75ml | ¥1,448(税込)/ 内容 75ml |
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DECENCIA アヤナス モイストバリア ミスト
顔全体にスプレーするだけで、肌の刺激となる花粉や大気中の微粒子(黄砂・PM2.5など)をしっかりブロックできる保湿ミストです。独自のヴェール技術で肌を刺激から守り、乾燥や肌荒れ、くすみもブロック。合成香料不使用・無着色
、アレルギーテスト済みです。
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¥2,970(税込)/ 内容 50ml | ¥2,970(税込)/ 内容 50ml |
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まとめ
秋の花粉が飛散するシーズンはメンズも花粉症による肌トラブルを起こしやすい時期です。
長引くコロナ禍のマスク生活もあってさらに肌は刺激に弱い状態となっています。
そのため、「衣食住」の対策と丁寧なスキンケア、そしてブロックスプレーを活用して、秋の花粉に負けない強く健やかな肌を作って穏やかに過ごしましょう。