眉毛は顔の中でも特に顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。
つまり、好印象を与えたいなら、眉毛のお手入れはマスト!
しかし、いざ自分でお手入れするとなると想像以上に難しいもの。
左右の形・毛量・生え方が違う眉毛を整えるのは大変。それに眉毛の上のまばらな部分はどうすればよいの?と途方に暮れてしまうメンズも多いことでしょう。
そこで、ここでは、眉上(眉毛の上の部分)はどう処理すればいい?メンズの正しい眉上のお手入れ方法と眉上の正しい整え方について解説します。
メンズの眉毛のお手入れマストアイテム5つ
眉毛のお手入れ方法の解説の前に、綺麗にカットするために必要な5つのアイテムを用意しておきましょう。
- 眉用コーム
- 眉用ばさみ
- 毛抜き
- フェイス用シェーバー
- アイブロウペンシル
眉用コームとは、眉毛の毛流れを整えたり、長い眉毛を押さえて長さを調整する際にも活躍する小型のコームです。
眉用ばさみは、眉毛をカットするための小型のはさみ。
うっかり皮膚を傷つけないように刃先が外側に角度がついているものを選びましょう。
毛抜きは、理想のラインからはみ出た眉毛をカットするためのものです。
また、眉毛が多くて太い場合、間引くのにも使えます。
フェイス用シェーバーは、眉毛の産毛など眉毛の周りの余分な毛をカットするための小型のシェーバーです。
カミソリでも代用ができますが、デリケートな肌を傷つけるおそれもあるので刃あたりがやさしく小回りの利くフェイス用シェーバーのほうが安心です。
最後に、アイブロウペンシルは、眉毛の形を最初に下書きするために必要です。
左右対称・バランスが整った眉毛を最初にデザインし、それに沿って眉毛をカットすれば理想どおりの眉毛を作ることができます。
メンズの眉毛・基本の整え方とポイント
上記の5つを使って眉毛を整える基本的な方法を解説します。
眉用コームを使って眉毛をとかす
鏡を見ながら、理想の眉毛の形をアイブロウペンシルを使って顔に直接描く
3で描いたラインからはみ出している眉の下部分の眉毛をはさみ・フェイスシェーバーを使ってカットする
眉山にコームを当てて無駄な眉毛を立たせ、出ている部分を眉用はさみでカットする(上下ともに)
同様に眉尻にもコームを当てて出ている部分をはさみでカットする(上下ともに)
眉の上の部分で目立つ毛のみ毛抜きで引き抜く(産毛は残しておく)
コームを使って眉毛をとかし、バランスを見る
メンズの眉毛をかっこよく作れるかどうかは、2の理想の形を描けるかどうかにかかっています。
細すぎる・太すぎる、角度が急すぎる、長さが短すぎる、左右で形が違うなど個性のありすぎる眉毛をそこでデザインしてしまうと大失敗してしまうことに。
まずは、鏡をみながら自分にはどんな眉の形が似合うかを徹底検証しましょう。
(2)メンズの眉毛の黄金比
どんな形が似合うかわからないというメンズは黄金比を参考にしてみてください。
- 眉山は黒目の外側のラインよりややこめかみ側に
- 眉頭は小鼻の内側スタート
- 眉頭から眉山:眉山から眉尻=2:1
- 眉尻は小鼻の外側スタート・目じりを通った延長線上
眉毛が似合っているかどうか、それはバランスです。
どんな顔の形であっても、上記の黄金比をベースに眉毛を整えると収まりが良くなって自然な印象になります。
(3)眉毛のデザインで印象操作を
もう1つ覚えておきたいのが、眉毛の形で印象が大きく変わることです。
まっすぐな直線的な眉毛・・・力強くパワフルな印象
優しいアーチを描いた眉毛・・・柔らかく穏やかな印象
目と並行の眉毛・・・優しく知的な印象
細めでシャープな眉毛・・・クールで個性的な印象
自分がどんな人間にみられたいかを考え、形をデザインするようにしましょう。
ちなみに、バブルの時期などに流行していた細い眉・角度をつけた眉は、神経質でキツい印象を与えるので令和の今はNGデザインです。
もともとの素材を生かした、自然な太眉を描くようにしましょう。
眉毛の上は剃らないのが最適解!その理由
メンズの眉毛のお手入れで、注意したいのが眉毛の上・眉上部分です。
(1)眉上を剃ることのデメリット
眉毛の上のはみ出た部分は目立つのでついついごっそりシェーバー等で剃ってしまいたくなるのも当然です。
しかし、基本的に眉上を剃ることには次のデメリットがあります。
- 白い肌があらわになって、ほかの部分との肌色の違いが目立つ
- 剃り跡が青っぽく見えて目立ち不自然さが出る
- 眉丘筋(眉山のあたりにある筋肉)が悪目立ちする
- 毛穴が目立つ
眉上部分まできっちり剃ってしまうと、眉毛だけが浮き上がって見えて強調され、違和感が出てしまいます。
また、皮膚が薄い部分なので、シェーバー等で剃ると皮膚の下の部分の眉毛が透けて見えて青っぽく見えてさらに「お手入れしてます!」感が…。
最も怖いのが、眉山のあたりにある眉丘筋が表情を動かしたときに目立って不自然になってしまうこと。
それに、メンズは毛穴が比較的しっかりしているので、シェーバーで剃ってしまうと眉上の毛穴が丸見え状態になり、さらに違和感が出てしまいます。
そのため、眉上は描いたデザインからはみ出た濃い眉毛を毛抜きで抜く程度で処理し、シェーバー等でがっつり剃らないようにしましょう。
眉上の産毛はそのままにしておくことで、自然に顔全体になじむ眉毛を作ることができます。
(2)どうしても眉上も剃りたいメンズは?
それでもやはり眉上を剃りたいというメンズは、眉上だけでなくおでこの産毛もシェーバーでカットすると色ムラが比較的目立たなくなります。
また、剃り跡が目立つ場合は、BBクリームやコンシーラー等を使ってカバーすると良いでしょう。
また、眉上の剃った部分に新たな眉毛が生えてくるとさらに目立って不潔な印象になるので、こまめに剃るようにしてください。
自然かつおしゃれに眉毛を処理するコツ
とはいえ、初心者がおしゃれな眉毛を作るのは想像以上にハードルが高いものです。
そこで、自然な眉毛を作るために、次の3つのコツを押さえて処理しましょう。
- 自分に似合う眉毛デザインを徹底的に研究する
- 一気に眉カットをせず、少しずつ・左右のバランスを取りながら剃る・抜く
- 時々、鏡から顔を離して全体的なバランスを見ながらお手入れをする
慌てず落ち着いて行うとイケメン度を上げる眉に仕上げることができることでしょう。
それでも「切りすぎてしまった」「左右で形が違ってしまった」など痛恨のミスをしてしまうこともあります。
その場合も慌てなくて大丈夫。
最初に眉毛の形を描くために使ったアイブロウペンシルで描き足せばなんの問題もありません。
眉毛をアイブロウペンシルで描く場合は、一気に足りない部分を埋めようとするのではなく、眉毛を足すように1本1本描いていくと自然な仕上がりになります。
メンズの印象は眉毛で決まる!
メンズの眉毛の整え方と、眉上の処置の仕方を解説しました。眉毛のお手入れは、必要な道具・手順さえ踏めばそれほど難しいものではありません。
また、眉上を無理に剃らずに産毛も含めて上手にデザインすることで、より自然で好印象を与える眉毛を作ることができますよ。ぜひ自前の眉毛を生かしながら自分の印象をよりよくする眉毛を作り、好印象をゲットしてください!
フォローしているといいことあるかも!公式インスタグラムはこちら |